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洗濯ネット、正しく使えていますか?
衣類の中には、洗濯ネット必須にデリケートな素材のものがあります。そういった素材の洋服を洗うときに洗濯ネットを使用することは、とてもよいことです。しかし、洗濯ネットに衣類を入れればそれでいいわけではありません。
洗濯ネットの使い方を間違ってしまうと、洗濯ネットが本来持っている効果を引き出しにくくなってしまいます。どのような使用方法がNGなのでしょうか?
洗濯ネットを使っても効果を引き出せない『間違った使い方』5選
洗濯ネットを使用しても効果が引き出せない可能性がある使い方は、以下の通りです。
1.たたまずに丸めて入れる
衣類をたたまず丸めて洗濯ネットに入れてしまうのは、NG行為です。
- 汚れが落ちない可能性がある
- 深いしわができてしまう
- 型崩れする
洗濯ネットを使用する衣類は、深いしわができやすかったり型崩れしやすい素材であることが大半です。丸めて入れてしまうと、深いしわができる恐れがあります。丸め方次第で、大きく型崩れする可能性もあるので注意しましょう。
2.ぎゅうぎゅうに衣類を押し込む
基本的に洗濯ネット1つに対して、衣類は1~2枚であることが多いです。規定量を超える衣類を入れてしまうのはよくありません。
- 汚れが落ちにくくなる
- 衣類と衣類の間に、洗剤や柔軟剤が入り込んで落ちなくなる可能性が高い
洗剤が衣類に残ってしまうと、肌荒れなどのトラブルを起こす原因につながります。
3.洗濯ネットと衣類の大きさがあっていない
洗濯ネットと衣類の規格があっていないと、衣類に負荷をかけてしまいます。
- 洗濯ネットが大きすぎる…衣類がネット内で移動し、シワや型崩れの原因になる
- 洗濯ネットが小さすぎる…衣類に水分や洗剤が浸透せず、洗い残しのリスクが上がる
洗濯ネットそのものは100均などで気軽に購入できるので、いろいろな大きさのものを取り揃えておきましょう。
4.衣類の汚れを内側に織り込んで洗濯ネットに入れる
衣類になんらかの汚れがついている場合は、汚れがネットの外側に来るよう衣類をたたまなければなりません。内側に畳み込んでしまうと、汚れが落ちない可能性があります。
5.ファスナーを最後まで閉めきっていない
洗濯ネットのファスナーが開いたままだと、水圧などでファスナーが開いて中の衣類が飛び出てしまいます。そうするとほかの衣類にもまれてしまい、洗濯ネットに入っておかねばならない衣類に深いしわができる原因につながるので注意しましょう。
ランジェリーを入れる洗濯ネットのファスナーが開くと、ブラのホックなどとがった部分がほかの衣類に刺さってしまい、ほかの衣類を痛める可能性があります。
洗濯ネットの正しい使い方
洗濯ネットの正しい使い方は、以下の通りです。
- ネットに入れる衣類は、キレイにたたむ
- 汚れがネットの面に接するようにたたむ
- 規定量の衣類を入れる
- しっかりとチャックを最後まで閉める
- ネットの形状が変化し始めたら、新しいものと買い替える
洗濯ネットの使い方は、決して難しくありません。正しい使い方を身につけて、お気に入りの洋服を少しでも長く着用しましょう。
まとめ
洗濯ネットは、正しく使わなければ効果を引き出すのは難しいです。正しい使い方を身につけて、洗濯ネットを使いこなしましょう。