バーベキューでやってはいけないタブー7選!これだけは避けたいNG行為

バーべキューで肉を焼く

夏が近づくと、アウトドア活動への関心が高まります。特に、キャンプと並んでバーベキューは特に人気があります。今回は、意外と見落とされがちなタブーや絶対に避けるべきNG行為をご紹介しますので、バーベキューを予定している方はぜひ確認してください。

夏に最適なイベント『バーベキュー』

バーベキューを楽しむ家族

夏の楽しいイベントとして、アウトドアが注目されることが多いです。特に、家族や友人と一緒に美味しい食事を楽しむことができるバーベキューは、夏の記憶に残る経験として最適です。

広々とした場所で楽しむバーベキューは、多くの方が計画中かもしれませんね。楽しい時間を過ごす一方で、安全かつ快適なバーベキューを実現するために覚えておくべき重要なポイントもいくつかあります。

バーベキューで避けるべき7つのタブーとは?

グリルで焼く野菜と肉

夏になると多くの方が楽しみにしているバーベキューですが、遵守すべきマナーや避けるべき危険なタブーが存在します。バーベキューが趣味の方も、初心者の方も、これらのタブーをしっかりと理解しましょう。

1. 食材をクーラーボックスから取り出して長時間放置する

バーベキューで特に注意すべきは食の安全です。特に、腐りやすい肉などを使用することが多いため、食材の温度管理を徹底する必要があります。

しばしば、バーベキュー開始時に食材を一度にクーラーボックスから取り出してしまう方がいますが、これは避けるべき行為です。長時間食材を外に放置すると、細菌の繁殖が進み、食中毒のリスクが増大します。そのため、基本的には使用直前に食材をクーラーボックスから取り出し、焼き終わったら次の食材を出すようにすると、食中毒のリスクを低減できます。

2. 生肉を取り扱う箸と焼き上がった肉を取り分ける箸を混用しない

バーベキュー

バーベキューで使用する箸やトングは、焼く前の生肉と焼き上がった肉で分けるべきです。多くの人が見落としがちですが、この区別は食の安全を守る上で極めて重要です。

使用する箸一つ一つが衛生的でなければ、食中毒のリスクが高まります。生肉を扱う際に使用した箸やトングで焼き上がった肉を触れば、細菌が付着し、健康を脅かす可能性があります。

そのため、生肉専用、焼き肉専用、そして個人が食べる際の箸として、最低でも三種類の箸やトングを用意し、それぞれを厳密に区別して使用しましょう。これにより、バーベキューでの食中毒のリスクを大幅に減少させることが可能です。

3. 生焼けの肉を食べる行為

レストランではレアやミディアムレアといった生焼けの牛肉を楽しむこともありますが、バーベキューではこのような食べ方は避けるべきです。

バーベキューで牛肉を焼く際は、細菌の問題があるため、完全に焼き切ることが求められます。生の状態で持ち込まれた牛肉には、既に細菌が繁殖している可能性があります。

安全な食事を保証するためには、牛肉を65度以上で1分以上加熱し、細菌を死滅させる必要があります。生焼けの状態では細菌が残る可能性が高いため、食中毒の原因となり得ます。

4. 大音量の音楽をかけたり、配慮なく騒ぐ行為

キャンプ場ではしゃぐ若者たち

バーベキューは自然と気分が盛り上がり、開放感に浸れる場ですが、周囲への配慮は必須です。

公共のバーベキュー場では他のグループも同時に利用しているため、大音量で音楽を流したり、騒ぎ過ぎるのは厳禁です。このような迷惑行為が原因で、バーベキューが許可されていた場所が使用禁止になることもあります。

常に周囲を考え、節度を持って楽しむことが大切です。特に、子供連れの家族がいる場合は、その安全と配慮も忘れずに行動しましょう。

5. 出したゴミを持ち帰らない

ポリ袋にゴミをまとめた様子

アウトドア活動の基本として、自分たちが出したゴミは必ず持ち帰りましょう。残念ながら、ゴミを放置して帰る人が後を絶たない現状があります。

このような行為は、バーベキューを楽しむ他の人々や施設の管理者、次にその場を利用する人たちにも迷惑をかけます。一部のバーベキュー場ではゴミ箱が設置されていることもありますが、正しく分別し、適切に処理することが求められます。

6. 使用済みの炭を土に埋める行為

キャンプ場のグリル

かつてはバーベキュー後に炭を土に埋めて帰るという方法が見られましたが、これは明確なマナー違反です。炭が完全に消えていない状態で土に埋めると、再発火のリスクがあり、火事を引き起こす可能性があります。

炭は完全に消火するために、水をたっぷり入れたバケツに長時間浸してください。その後、炭を専用の廃棄場所に捨てることが望ましいです。多くのバーベキュー場では炭の処理方法を設けていますので、きちんと指示に従い、安全に処理しましょう。

7. 禁止区域でのバーベキュー実施

バーベキューを楽しむ場所は制限があります。事前にバーベキューが許可されている場所を確認し、ルールを守って楽しむことが大切です。禁止区域でのバーベキューは法律違反となり得るため、絶対に避けてください。

また、自宅の庭でバーベキューを行う場合も、隣人への配慮が必要です。匂いが隣の家に流れることがないように注意し、必要であれば事前に周囲の家と相談し、許可を得るようにしましょう。

バーベキューは食の安全とマナーを守りながら楽しもう

キャンプ場のグリル

バーベキューは家族や友人と一緒に外で楽しめる夏の人気イベントです。しかしながら、食の安全やマナーをおろそかにしてしまうと、楽しいはずのバーベキューが悲しい結果を招くこともあります。

バーベキューを行う際には、食材の取り扱いに注意し、適切な焼き方を心掛けること、さらに他の参加者への配慮を忘れずに行動することが大切です。また、使用する場所のルールを確認し、禁止されている行為は避けましょう。これらを守ることで、誰もが安全で楽しいバーベキューを満喫できます。

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