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フライパンの平均寿命
フライパンとひと口にいっても、いろいろな種類のものがあります。表面をコーティングしているものとしていないもので、平均寿命は大きく異なりやすいです。
- コーティングしているフライパン…大体1~3年
- コーティングしていないフライパン…鉄製は半永続的に使用可能・ステンレス製は約10年
自宅にあるフライパンの素材に応じた平均寿命を把握し、劣化サインを見逃さないようにしましょう。
今すぐ捨てるべき『フライパン』の特徴5選
今すぐ捨てるべきフライパンの特徴は、以下の通りです。
1.焦げ付きが取れない
フライパンに付着した焦げ付きがなかなか取れない場合は、買い替えサインです。
- フライパンの内側や、内側の側面の焦げ付き
- フライパンの底にこびりついた焦げ付き
フライパンの焦げ付きは、火の入りを妨げたり、料理のクオリティを下げてしまうことにつながります。火の入りがよくないと、ガス代がかかるのでコストアップにつながるため、頑固な焦げ付きが気になるときはフライパンを新調しましょう。
2.底が変形している
フライパンの底が変形しているものを継続使用するのは、適切ではりません。
- 料理の仕上がりに差が出やすい
- がたつきやすく、安定しにくい
フライパンの底が変形していると、食材の仕上がりに影響を及ぼしやすいです。ガタガタしやすいので、ちょっとした衝撃でコンロからフライパンが落下してしまう恐れがあります。
3.コーティングが剥げて、食材が張り付く
コーティングが施されているフライパンの寿命原因の大半は、コーティングが剥げたことによる食材の張り付きです。
- 焼き目をつける料理で、食材が張り付いた
- 炒め料理で食材が張り付く
- 煮つけを作って汁気が少なくなったとき、食材がべったり張り付く
コーティングが剥げてしまうと、非常に扱いにくくなります。毎回つけ洗いするとなると手間がかかるので、食材が張り付き始めたら早めに買い替えを検討してくださいね。
4.持ち手がガタガタする
フライパンの持ち手部分ががたついているとなると、非常に危険です。
- 持ち手が劣化して折れる可能性がある
- 扱いにくく、手元が狂いやすい
持ち手ががたつくと、扱いにくくて落下リスクが高まります。いつ壊れるかという怖さを感じながらの調理になるので、扱う人も気を使います。
5.不具合が生じたときの修理先がない
コーティングを施していないフライパンは、購入時の価格が高くなりやすいです。購入時の金額が高いからこそ、長く継続使用できるメリットがあります。しかし、全く問題なく継続使用できるとは限りません。
フライパンになんらかの不具合が起きたとき、メンテナンスをしてくれる専門業者やサービスを展開しているお店がない場合は、修理先がありません。以前は修理業者が近くにいたけど、今は廃業したというケースもあるでしょう。
自宅でメンテナンスできない不具合が起きたとき、対処できないものを持っていても場所を取ります。どうしてもメンテナンス先が見つからない場合は、破棄を選択肢に入れることも重要です。
フライパンを長く使うコツ
フライパンを長く使用する方法は、以下のものがあります。
- コーティングありのフライパン…空焚きと強火調理を避け、フライパン表面に傷がつくような調理方法と保存方法は避ける
- コーティングなしのフライパン…鉄製は油慣らしと油返しを行い、洗剤を使わずに洗ってしっかり乾かす。ステンレス製は、中火で2分ほど事前に火を入れて少し冷まし、再度十分温めてから使用する。
フライパンは、素材によって日々のメンテナンス方法が異なります。自宅で普段使っているフライパンの素材を正しく認識して、適切な方法でお手入れしましょう。
まとめ
フライパンの寿命は、素材によって異なります。買い替え目安を正しく把握し、お気に入りのフライパンを少しでも長く使用しましょう。