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お買い得だった野菜、なんでも冷凍するのはちょっと待った!
お買い得な価格で販売されていた野菜をたくさん購入して冷凍しておけば、節約につながることがあります。しかし、どんな野菜でも冷凍させてしまうのはよくありません。野菜の種類によっては、冷凍させることによって食感を落としてしまうものがあります。
冷凍してはいけない『野菜』3選
冷凍すべきではない野菜には、どのようなものがあるのでしょうか?
1.繊維が多い野菜
線維が多い野菜は、冷凍すると筋っぽい食感が目立ち、スカスカのスポンジ状になることが多いため、冷凍保存には向きません。
- ごぼう
- 人参
- 大根
- レンコン
- 芋類など
上記の野菜は、炒め物や煮物に大ぶりにカットして入れることが多いものばかりです。副菜のメインとなる野菜ばかりなので、冷凍のものを使用するときには注意が必要しましょう。
2.水分が多い野菜
水分が多い野菜とは、以下のものがあります。
- きゅうり
- もやし
- トマトなど
水分が多い野菜は、解凍するときに野菜の水分が出てしまうので、本来のみずみずしさがなくなって仕上がりが悪くなります。味のクオリティも保ちにくくなってしまうので、できるだけ冷凍せずに食べきるのがおすすめです。
どうしても短期間で消費できずに冷凍しや場合は、煮込み料理に使用するのがおすすめです。鍋やスープにそのまま入れてしまえば、ぐつぐつ煮て煮崩れるため水分が出ても気になりにくいです。
きゅうりを筆頭とした瓜系野菜は、冷凍せずぬか漬けなど漬物にすると日持ちしやすくなりますよ。
3.生で食べられる葉物野菜
生で食べられる葉物野菜は、冷凍すると葉の部分がクタクタになってしまいやすいです。
- レタス
- ベビーリーフ
- ルッコラなど
生で食べられる葉物野菜は、生野菜のままサラダとして食べるのが最善といえます。みずみずしいので、朝食時のサラダとしても最適です。
冷凍に向いている野菜
冷凍に向いている野菜は、少し多めに購入して冷凍にストックを作っておくと、とても便利で節約につながります。
- ブロッコリー
- 火を通して食べる葉物野菜…ホウレンソウ・小松菜など
- 玉ねぎ…スライスやみじん切りで保存すると、繊維が崩れるので、炒めるとすぐにあめ色に仕上がる
- ねぎ
- しいたけなどのキノコ類
ブロッコリーや葉物野菜を冷凍するときは、下茹でしてしっかりと水分を切った後、ジップロックなどの密閉袋に入れて袋の空気を抜いて冷凍保存しましょう。すぐに冷凍できるように全体を平たくして冷凍庫に入れるのがポイントです。
細菌の繫殖を防ぐためにも、可能であれば急速冷凍機能を使用して野菜を冷凍保存してください。
まとめ
野菜の冷凍は、種類によって向き不向きがあります。不向きな野菜を冷凍してしまうと料理の出来栄えが落ちてしまうので、冷凍すべきではない野菜はできるだけ早めに使い切りましょう。