使ったら絶対に電源を消さなければならない『5つの家電』…”うっかり忘れていた”では済まされない危険な理由とは?

うっかり使っていた家電の電源を消し忘れてしまった…という経験は、多くの人に心当たりがあるはず。しかし、家電によっては危険な事態に発展する恐れも…。この記事では、使ったら絶対に電源を消さなければいけない家電とその理由を紹介します。

家電の「うっかり」が火災などに発展する恐れも…

現代では、住宅の中に多くの家電があります。少し周りを見渡せば、テレビや冷蔵庫、電子レンジ、エアコン、ドライヤーなど、さまざまな家電が目につくことでしょう。

そんな家電の数々は、リモコンだったり本体に搭載されているボタンだったりと仕様はさまざまですが、電源を入れることで稼働するものが大半です。

「つい家電を消し忘れてしまった」という経験を持つ人も多いと思います。現在では多くの家電が自動電源オフ機能などを搭載しており、一定時間経過すると勝手に電源を消してくれるでしょう。

しかし、それでも電源の消し忘れによる火災や発火はなくなりません。家電によっては「うっかり」で危険な事態を招く恐れもあるので注意してください。

使ったら絶対に電源を消さなければならない『5つの家電』

では、どのような家電がうっかり電源を消し忘れてしまうと危険なのでしょうか。使ったら絶対に電源を消さなければ危険な事態に発展しかねない家電を紹介します。

1.アイロン

現在販売されている最新型のアイロンは、基本的に自動電源オフ機能が搭載されています。そのため、一定時間経つと自動的に電源を消してくれるので、大きな心配はいりません。

しかし、一昔前の古い型のアイロンを使っていたり、アイロンの使い方を間違えていると、電源の消し忘れによって発火を招く恐れもあります。

例えば、布に金属部分を当てたまま放置すると、布が焼け焦げてしまい、そこから短時間で発火してしまう危険性は十分にあります。また、ペットや小さなお子様が倒してしまい、その拍子に燃えやすいものに金属部分が付いてしまい発火する恐れもあるでしょう。

2.ヘアアイロン

ヘアアイロンも熱を持つ面積は小さいものの、基本的な性能はアイロンと変わりません。こちらも近くに燃えやすいものがあると、短時間でヘアアイロンの熱で燃えてしまい、火事に発展する恐れがあります。

現在は一定時間経つと自動で電源がオフになる商品が多くありますが、一定時間経つ前に燃えやすいものに当ててしまった場合、短時間で発火につながる危険性があるのです。

3.こたつ

冬場に大活躍するこたつは、基本的に正しい使い方をしていれば火災につながる心配はありません。しかし、年間こたつが原因で出火する事例は何件もあるため、他人事とは思えませんよね。

こたつの布団を中に押し込んだまま長時間つけっぱなしにしていると、こたつストーブが布団に当たり、火災につながる危険性があります。

また、こたつを使う冬場は空気が乾燥しているため、火の回りが早い傾向も。一気に大火災につながる恐れもあるので気をつけましょう。

4.ストーブ

ストーブも冬場に多くのご家庭で使われる暖房機器の1つです。しかし、ストーブも消し忘れたまま放置していると、周囲にある燃えやすいものが発火し、火災につながる原因に。

実際、毎年ストーブによる火災事故は多くの報告されており、ストーブの上に洗濯物を干していたり、近くに衣類を置きっぱなしにした結果、火災につながる事例が多いようです。

電源を切り忘れて放置していると、前述したような火災事故のリスクが高まるので、電源は必ず消してから外出しましょう。

5.ドライヤー

毎日のように使うドライヤーは、一見すると安全に思えます。しかし、電源を入れたまま放置してしまうと、消費電力量が増えてしまい、コンセントとドライヤーを繋いでいるケーブルから発火する危険性があります。

とはいえ、ドライヤーはつけっぱなしにしていれば音で気付く人が大半でしょう。そのため、消し忘れて外出してしまう、ということは滅多にないと思います。

ですが、在宅中に少しだけ目を離した隙に…といううっかりがないように気をつけましょう。

出かける前に再度家電の消し忘れがないか確認を!

今回紹介した家電以外にも、発火に繋がりやすい家電は意外と身近にあるものです。

  • 玄関ドアやリビング扉などに注意喚起の張り紙をする
  • オートオフ(自動電源オフ)機能が搭載されている家電を選ぶ
  • あらかじめタイマーをセットしておく
  • 外出先からスマホでも操作できる家電に買い替える

普段から意識することはもちろん、上記のような対策を実践し、出かける前に家電の消し忘れがないよう注意しましょう。

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