目次
子どもが嫌いな食べ物の特徴
子どもが嫌がる食べ物の特徴は、以下のものがあります。
- 生食の魚介や野菜
- ヌルヌルベタベタしているもの
- ニオイが強いもの
- 苦味や酸味が強いもの
子どもが食べないものを無理やり食べさせるのはかわいそうなので、子どもが食べやすい形状にしてあげるのがよいかもしれません。
子どもが嫌いな食べ物を上手に取り入れる5つの方法
子どもが嫌いな食べ物を、上手に取り入れる方法は、以下のものがあります。
1.原型と味がわからないようにする
見た目が嫌い、味で拒否しているときは、まず原型と味をとどめない状態にするのがよいです。
- 細かく刻んで混ぜ込む…ハンバーグや肉詰めピーマンなど、色が濃いものに混ぜるのがおすすめ
- ミキサーで粉砕して、スープにする…色が濃いスープやカレーに混ぜ込む
- 細切りにして食感そのものがわからないようにする…かき揚げなど
原型と味がわからなければ、子どもが苦手なものに気づかず、あっさり食べてくれることが多々あります。
2.一緒に育てたり、料理してみる
苦手なもの野菜類を一緒に育てて収穫し、料理するという方法も有効です。保育や教育の現場で食育として取り上げられていることもある方法なので、それなりの効果がある可能性があります。
育てることで愛着がわき、自分で調理することで苦手意識が薄れやすくなるので、家庭菜園で育ててみるのもよいですね。
3.子どもが好きな味付けで調理する
子どもが好きな味付けにすれば、その味付けであれば子どもが食べてくれることがあります。
- カレー味
- ソース味
- 醤油味
- ケチャップ味など
味の好みにもよりますが、濃い目の味付けの方が子どもは食べやすいです。
4.特になにも言わずに出して、自然に食事を進める
食事前、子どもに対して「今日は苦手なものがあるけど頑張ろうね」「好きな味にしたから食べられるかな」などの声掛けをしてしまうと、子どもが「今日は自分の嫌いなものが食卓に並ぶのか」と気が重くなってしまいます。
その結果、食事そのものを拒否したり、嫌いなものを見つけ出そうとして料理をぐちゃぐちゃにしてしまうことも少なくありません。せっかく作った料理なのに、手を付けずに拒否されたり、バラバラにしてほとんど食べないままだったとなると、作った親の気持ちも折れてしまいます。
双方ともに嫌な思いをしないためにも、特になにも言わずに普段通り食事を出すのがおすすめです。そうすることで子どもが身構えることなく食事を食べるので、嫌いな食材に気が付かづ完食することもあります。
5.とにかく拒否するときは取り下げ、しばらく出さない
食べることそのものを断固拒否しているときは、子どもの食事をいったん下げるのも有効です。嫌いなものを毎日毎食出されてしまうと、食べる楽しみがなくなります。
食事そのものを拒否するのを避けるためにも、嫌いなものを断固拒否しているときは嫌いなものをしばらく出さないのも有効です。できれば数か月くらい間隔をかなり置いて、再度少量出してみるなどの工夫をしましょう。
子どもがどうしても嫌いなものを食べないときの対処方法
どうしても嫌いなものが食べられないときは、無理に食べさせる必要はありません。
- 食事そのものに嫌な印象を持ってしまう
- 食べることにトラウマを持ち、食事に対して恐怖心を持つ
子どもの頃にできた心の傷は、なかなか消えません。大人になっても子どもを苦しめることもあるので、無理強いはしないようにしましょう。
まとめ
子どもが好き嫌いをするのは、よくある話です。あまり深刻にとらえすぎず、嫌いなものに対する印象を悪くしないよう注意しましょう。