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掛け布団、使ってそのまま収納するのはNG!
冬の間使用した掛け布団を収納するとき、そのまま圧縮袋に入れて空気を抜いて押し入れに入れていませんか?掛け布団は正しい方法で収納しなければ、次回使用するときに残念な状態になってしまっているかもしれません。
掛け布団をしまうときにすべきではない行動とは、どのようなものがあるかを解説していきます。
掛け布団をしまう時の『3つのタブー』
掛け布団をしまう前にすべきではない行動とは、以下のものがあります。
1.洗わずに収納する
掛け布団は自宅で洗えないものが多いですが、洗わないまま収納してしまうのはよくありません。
- 汗や皮脂を吸着している
- 汚れが付着している
- 掛け布団内に水分がたまっているなど
洗わずに掛け布団を収納すると、上記のものと一緒に押し入れに収納してしまうことになります。臭いやカビやダニの発生原因につながるので、洗わないまま収納するのは絶対NG!
2.天日干しせず収納する
掛け布団は、定期的に天日干しすべきです。特に収納前は、しっかりと天日干ししておきましょう。
- 掛け布団内の水分を蒸発させる
- 紫外線を当てて、ダニを駆除する
- 掛け布団内に空気を取り込んで、通気性をよくする
天日干しを行うことで、上記のような効果が得られます。しまう直前に天日干しすると、マイナートラブルを避けやすくなりますよ。逆に、天日干しせずに収納すると、上記のような効果が全く得られないままなので、次回使用するときにシナシナの掛け布団になっているかもしれません。
3.布団圧縮袋に入れて収納する
掛け布団はふんわりしているのが特徴ですが、収納時にはかさばって場所を取るので困りますよね。そんなときに目をつけやすいのが、布団圧縮袋です。
ホームセンターやテレビショッピングで掛け布団が見る見るうちに縮んでいくのを見ると、収納スペースが確保できるので便利そうに見えますよね。しかし、掛け布団に布団圧縮袋を使用するのはNG!空気が抜けて、ふっくら感を損ねてしまいます。
掛け布団をしまう前にすべきこととは
掛け布団をしまう前にすべきことは、以下の通りです。
- しっかりと乾燥させる…天日干しで10~14時の間に、表裏それぞれ1時間ずつ行う
- 布団乾燥機を使用し、湿気が少ない部屋で羽毛布団の水分を蒸発させる
- 乾燥後に掃除機をかける…ダニの死骸・フン・飛び出た繊維・ハウスダストを吸い出す
- 丸洗いできる場合はしっかりと洗い、自宅で洗えないものはクリーニングに出す
掛け布団は、羽毛を使用している場合、押し入れの上部に押し入れラックを設置してそこに収納しましょう。そうすることで、適度に空気が出入りし、湿気がたまるのを防げます。ふんわり感を損なわないためにも、掛け布団の上にものを乗せないよう注意してくださいね。
まとめ
掛け布団収納する前に、やらねばならないことは複数あります。1日ですべてをやりきるのは難しいので、数日間欠けて収納までの手順をこなすのがおすすめです。