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当たり前にやってる冷蔵庫の使い方…間違ってるかも!
冷蔵庫は、どんな家庭にもあるアイテムです。当たり前に毎日使っていますが、もしかした”当たり前”が落とし穴になっているかもしれません。冷蔵庫の間違った使い方とは、どのようなものがあるのでしょうか?
冷蔵庫における『間違った使い方』4選
冷蔵庫の間違った使い方とは、以下のものがあります。
1.冷蔵室をパンパンにする
冷蔵室をパンパンにしてしまうと、冷気が全体に回りにくくなります。そうなると、冷気がある場所と行き届きにくくなっている場所で気温差が生まれ、食材が腐敗しやすくなります。
冷蔵庫自体も、庫内の温度を一定に保つためフル稼働するので、電気代が高くなりやすいです。一気に買って節約するのがよいことですが、買ったものをなんでも冷蔵室に詰め込まないようにしましょう。
2.野菜は全部野菜室に入れる
野菜は種類に限らず野菜室に入れておけばいいのかというと、そういうわけではありません。野菜にはそれぞれ適切な温度帯があり、野菜室でちょうどよいものもあれば、冷蔵室で保存すべきもの、常温保存があっているものがあるので注意しましょう。
野菜の生育環境に注目すると、どこで保存すべきかが見えやすくなります。
3.トレイ丸ごとお肉を冷凍
特価などで購入したお肉を、トレイごと冷凍室に入れてしまうのはよくありません。冷凍室でかさばるだけでなく、お肉が空気に触れて酸化し、劣化する恐れがあります。
また、スーパーで買ったお肉は、お肉から水分が出ていることがあります。この水分を拭き取らないまま冷凍することによって、お肉に氷が発生しやすく、美味しさが半減してしまうのです。
4.ずっと強運転
冷蔵庫をずっと強運転にしていると、庫内は非常に冷えた状態が保ちやすくなります。しかし、強運転にしていると、それだけ冷気を出し続けることになるので電気代がかかりやすくなります。冷蔵庫そのものにも負荷をかけるので、故障を速めることもあるため注意しましょう。
購入後すぐの温度が定まっていない冷蔵庫であれば、温度を安定させるために強運転にするのはアリ!庫内の温度が安定したら、中運転でも十分食材を冷ますことが可能です。
冷蔵庫に入れるべきではない食材とは
冷蔵庫に入れるべきではない食材とは、以下のものがあります。
- 追熟が必要なもの…バナナ・アボカドなど
- 根菜類…大根・人参・じゃがいもなどのイモ類
- 冷蔵保存すると固まるもの…はちみつ・油など
- すでに腐敗が進んでいる食材
- 温かいもの
劣化したものを冷蔵庫に入れると、ほかの食材の劣化を速めてしまいます。追熟が必要なものか、低温に対する耐性を持っているかという点に注目し、冷蔵庫に入れるべきものを見極めましょう。
まとめ
冷蔵庫は、毎日使うからこそ知らぬ間に誤った使い方をしている可能性があります。冷蔵庫に入れるべきではないものを把握し、冷蔵庫に負荷をかけないよう注意しましょう。