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お風呂上りのドライヤー、サボるとどうなる?
お風呂上りは、冷たい飲み物を飲んでゆっくりしていたいですよね。特に夏場となると、ドライヤーは面倒だと感じやすく、サボる人も多くいるでしょう。しかし、ドライヤーをサボると髪に大きな負荷がかかります。どのようなことが髪に起きてしまうのかを、チェックしてみましょう。
お風呂上りにドライヤーで絶対に乾かすべき4つの理由
お風呂上りにドライヤーをサボると、以下のことが起きやすいです。
1.頭皮で細菌が繁殖し、皮膚トラブルや嫌な臭いが発生しやすくなる
髪の毛を乾かさないと、髪だけでなく頭皮も濡れた状態になります。そのため、頭皮トラブルが起きやすくなるのです。
- 細菌の発生により、嫌な臭いが発生しやすくなる
- 脂漏性皮膚炎になるリスクが増す…頭皮のかゆみ、赤みなど
- 頭皮の温度が下がり、血行が悪くなる
髪の毛だけでなく、頭皮への悪影響も出やすくなります。そのため髪の毛そのもには影響が出ていなくても、頭皮のかゆみなどが起きている場合は要注意!頭皮の状態が悪くなると、髪への影響が出るのも時間の問題です。
2.髪の毛に負荷をかける
髪を乾かさないままだと、髪の毛にも悪い影響を与えてしまいます。
- 髪の毛同士が絡まり合い、ダメージが増す
- キューティクルが開きっぱなしなので、髪の水分が蒸発してバサバサになって広がる
髪の毛に大きなダメージを与えてしまい、特に梅雨の時期など湿気が多いときは髪の毛が横に広がりやすくなります。髪の毛が持つ輝きも落ちてしまうので、髪の毛の自然乾燥はおすすめできません。
3.寝癖がつきやすくなる
髪が濡れた状態のまま寝ると、寝ている間に髪の毛の中で水素結合が行われます。髪は乾くときに水素結合して形が決まるので、夜間寝ている間に乾くと髪の毛の形が乱れた状態で水素結合してしまいます。そのため、寝癖は思うように治らないことが多いのです。
4.生乾き臭は出やすい
髪の毛をドライヤーで乾かしていないと、時間をかけて乾いていくので生乾き臭が発生しやすくなります。生乾き臭が髪に発生している場合、髪が乾くときに接していた枕にも臭いが移っている可能性があります。
髪を効率よく乾かすコツ
濡れた髪の毛を効率よく乾かすためには、以下のことを試してみましょう。
- 髪をよくタオルドライする…水分を吸収するパワーが強いバスタオルを使用するのがおすすめ
- 強の温風で、髪の毛の根元にドライヤーの風を当てて乾かす
- 8割くらい髪が乾いたら、弱の温風で髪型を整えながら髪全体を乾かす
- 冷風を全体に当てて、髪全体にこもった熱を冷ます
- クシで髪をといて、絡みを解消し、ヘアスタイルを整える
髪を乾かす前のタオルドライを入念に行うと、髪が乾かしやすくなりますよ。とはいっても、強い力で髪の毛の水分を拭くと、髪や頭皮に負担がかかります。タオルで髪をはさむようにして水分を吸収しましょう。
まとめ
髪の毛を乾かすのは面倒だと思いがちですが、サボってしまうと髪に大きなダメージを与えてしまいます。髪の毛にダメージを与えないためにも、正しい方法で髪の毛をしっかりと乾かしましょう。