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納豆は賞味期限が長い食材
納豆は通常、賞味期限が長く設定されている食品です。だからこそ、うっかり食べ忘れることが多いですよね。賞味期限が切れた納豆でも、劣化のサインが見られなければ、ほとんどの場合安全に食べることができます。ですので、納豆が劣化しているかどうか、どのようなサインがあるのかを知っておくことが大切です。
食べてはいけない納豆の特徴4つ
以下に挙げるのは、食べるべきでない納豆の特徴です。
1. 納豆に普段見ないカビが発生している
納豆の表面に普段とは異なるカビが生えている場合は、食べるのは避けるべきです。茶色の納豆にピンクやオレンジ色のカビが見られたら、その納豆は食べずに捨てましょう。カビを部分的に取り除いても、カビの菌が納豆の内部に侵入しているかもしれません。食べると、食中毒のリスクが高まります。
2. 食感が変わっている
納豆の食感に変化があれば、劣化している可能性があります。
- シャリシャリとした食感になる
- 通常と異なるとろみが出る
シャリシャリする粒はアミノ酸が結晶化したもので、納豆が劣化する兆候の一つです。ただし、食べることが完全に不可能なわけではありません。しかし、とろみが変わるのは明確な劣化のサインで、食べるのは避けた方が良いでしょう。
3. 粘度が変わってる
納豆はかき混ぜた際に糸を引く粘度が特徴的です。納豆の粘度が著しく変わった場合は、劣化していることが考えられ、食べるのは推奨されません。
- かき混ぜても糸が引かない
- 全体的に水分が多く感じられる
かき混ぜても糸が引かない納豆は、通常とは明らかに異なる状態です。特に粘度が低い品種ではない限り、これは劣化の明確なサインです。
4. カリカリに乾燥している
賞味期限が切れ、長期間冷蔵庫に保管された納豆は、水分が失われて豆が固くなります。水で戻しても、その食感は元に戻らず、食べることはお勧めできません。
納豆の賞味期限の目安
納豆の賞味期限は保存環境によって異なります。
- 常温…パッケージに記載された賞味期限の半分程度、気温が高い場所ではさらに短くなります
- 冷蔵…保存の基本であり、パッケージに記載された賞味期限を守ってください
- 冷凍…発酵を停止させるため、最大で約3ヶ月まで保存可能です
安定して涼しい気温が保たれる常温では、納豆は比較的長持ちします。それ以外の場合は、冷蔵が基本です。冷凍すると、さらに長く保つことが可能です。納豆が手に入りにくい時は、まとめ買いして冷凍保存すると良いでしょ
まとめ
納豆は賞味期限が長く、コストパフォーマンスに優れた食品です。ただし、賞味期限だけでなく劣化の兆候にも注意し、安全に食べるかどうかを判断することが重要です。
賞味期限が切れた納豆を食べる場合は、色、匂い、食感の変化に特に注意し、劣化していないか確認することが必要です。賞味期限切れの納豆も、正しく保存していれば食べれる場合がありますが、安全第一で慎重に扱いましょう。