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たくさん作ったゆで卵、どうやって保存してる?
卵の賞味期限が迫っているなどの理由で、大量にゆで卵を作ったとき、どのようにして保存していますか?もしかすると、いつもやっている保存方法はゆで卵にすべきではないタブーかもしれません。どのような方法でゆで卵を保存するのが、タブーとされているのでしょうか?
ゆで卵を保存するときの『3つのタブー』
ゆで卵を保存するときのタブーは、以下のものがあります。
1.熱いまま冷蔵庫に入れる
茹でたてのゆで卵は、非常に熱い状態です。茹で終わって冷水に入れたとしても、ゆで卵はすぐに冷めるわけではありません。冷水を何度か取り替えたり、氷がたくさん入っている氷水につけるなどの方法を実践し、十分にゆで卵を冷やしましょう。
ゆで卵がまだ熱を持っている状態なのに冷蔵庫に入れてしまうと、周囲の食材にゆで卵の熱気が移って劣化させてしまう恐れがあります。
2.常温保存する
ゆで卵は、非常にデリケートな食材です。冷蔵庫に入れても長く日持ちするものではないので、常温保存には不向き!固ゆでにしておいたつもりでも、火の通りに差が出ることもしばしばあります。
半熟に仕上がっている場合は、常温保存は絶対にNG!細菌が繁殖して、劣化しているかもしれません。ゆであがってそのまま放置し、一晩放置したとなると、食べるのは危険です。
3.殻をむいて保存する
ゆで卵は、殻をむくと卵の中身がそっくりそのまま露出する形になります。そのため劣化しやすくなってしまうのです。
卵の殻にひびが入っているものも、卵の殻をむいたときと同様に劣化しやすくなります。保存する場合は早めに消費し、できるのであればその日のうちに食べるのが安全です。
殻をむいたゆで卵を素手で触れると、手の細菌がゆで卵に付着してしまいます。この場合も、正しい保存方法で保存したとしても、できる限り早く消費するよう心がけてください。
ゆで卵の正しい保存方法
ゆで卵の正しい保存方法は、以下の通りです。
- しっかりと冷水や氷水で冷やす
- 殻付きのまま、密閉容器に入れて冷蔵保存する
固ゆでのゆで卵は、上記の方法で保存した場合2~3日保存できます。食べるときに殻をむいて、残さないように食べきりましょう。殻にひびが入っているものは、2日以内に消費するのが理想です。
半熟のゆで卵は、上記の方法で保存した場合1~3日保存できます。半熟なので、できるだけ早く食べたほうがよいです。半熟のものは殻にひびが入っていると劣化が早まるので、できるだけその日のうちに消費するのがおすすめです。
まとめ
ゆで卵は、殻付きのまま保存しましょう。そうすることで、少し長持ちしやすくなります。固茹でと半熟で保存期間が異なるので、その点には注意してください。