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チャーハンがべちゃべちゃになる原因
パラパラのチャーハンが自宅でできると、すごくうれしいですよね。お店のように仕上がると、食も進みます。しかし、なかなか思うように仕上がらず、チャーハンがべちゃべちゃになってしまうことも…。どうしてべちゃべちゃになってしまうのでしょうか?
- 具が多く、全体の水分量が多い
- 油が少ない
- 火力が弱い
- 一回に作る分量が多すぎる
どうすればパラパラのチャーハンに仕上がるのか、コツをまとめました。
チャーハンをパラパラに炒めるための『5つの方法』
チャーハンをパラパラに仕上げるコツは、以下のものがあります。
1.卵とごはんは別に炒める
ごはんと卵を一緒に混ぜて卵かけごはんの状態で炒める方法を実践している人もいますが、この方法だとごはんが卵の水分を吸ってしまうので、仕上がりがべチャッとしやすくなります。
また、ごはんがダマになりやすいので、水分が上手く逃げ切れずべちゃべちゃになってしまうことも少なくありません。
まず最初に卵を炒めてからごはんや具材を炒め、最後に卵を入れて加熱して仕上げると、パラパラに仕上がりやすくなりますよ。
2.油の量は多め
チャーハンは、多めの油で炒めるのがおすすめです。油を多めに使用することで、ごはんの周りに油が付着してコーティングされてパラパラに仕上がりやすくなります。手順は、最初に油をフライパンに入れて熱して、卵を半熟になるまで炒め、ごはんを入れて炒めます。
料理初心者の場合は、強火での調理に慣れていない可能性があるので、卵をいったん取り出してごはんと具材を炒めて卵を戻して炒める方法が確実です。卵を炒めるときに多めの油を使用することで、ごはんをコーティングしやすくなります。
3.水分が出にくい食材を使う
具材の水分が多いと、加熱することによって食材から水分が出てしまうことが多いです。特にキャベツなどの葉物野菜は水が出やすいので、入れるのであれば少量にしましょう。基本はネギやハムなど、加熱しても水分が出ないものを使用するのがおすすめです。
4.フライパンは振らず、火は強火
料理番組などで中華鍋を盛大に振ってチャーハンを作る様子が取り上げられているので、家庭でチャーハンを作るときも料理人のようにフライパンを振っている人もいるでしょう。しかし、この作り方は家庭でのチャーハン作りに向いていません。
家庭用コンロの火力は、そこまで高火力ではないのです。中華料理屋さんのような高火力で調理できる場合はフライパンや中華鍋を振って仕上げるのは有効ですが、家庭用コンロの場合は火力がそこまでではないので、フライパンを振ると温度が下がって仕上がりにムラができます。
そのため、フライパンは振らず、ごはんや食材を木べらできる用意して炒めて仕上げるのがおすすめです。
5.具は小さめに切る
具材は、できるだけ小さくカットして使いましょう。そうすることで早く火が通り、チャーハンを作るときに有利です。
まとめ
チャーハンを作るときには、いくつか注意点があります。要点を押さえ、自宅で美味しいチャーハンを作れるようになりましょう。