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家の中でよく虫を見かける…なぜ?
毎日完璧に掃除をしているにもかかわらず、家の中でよく虫を見る…。掃除しているのに、なぜ家の中に虫がでるのか戸惑いますよね。
たしかに、家の中を美しく掃除するのは大切です。でも、家の中で見つけた虫の多くは、外から侵入しています。そのため、虫の侵入を防ぐためには、対策を練る必要があるのです。
実は窓からの侵入が多い?網戸が原因の可能性アリ
では、虫はどこから入ってくるのでしょうか。虫が入りやすい場所は複数あるものの、多くは窓から入ってきています。特に網戸は知らないうちに破れやすく、隙間が空いていると、小さな虫すぐに侵入可能です。
虫が家に侵入しやすくなる7つのNG行為
では、家の中に虫が侵入しやすいご家庭には、どんなNG行為をやってしまっているのでしょうか。ここでは家の中に虫が侵入しやすくなるNG行為を7つ紹介するので、自宅に当てはる部分がないか、再度チェックしてみましょう。
1. 網戸なしで窓を開けっ放している
換気するのに、毎日窓を開ける家は多いものです。しかし、窓に網戸が付いていないと、虫を遮断する物がありません。つまり、虫を手招いている状態といえます。
窓の種類によっては、網戸の後付けが可能です。まずは、網戸を取り付けを検討してみましょう。網戸なし窓に網戸を取り付け、換気するときは網戸を使うべきです。こうすると大幅に虫の侵入をカットできますよ。
2. 室内から見て網戸が左側に寄っている
ご家庭の窓を、今見てみてください。窓が左右にあるとき、どちら側に網戸が寄っていますか。実は、窓の大半が室内から見て網戸を右に寄せた構造になっています。
これは、窓の組み合わせが関与しています。一般的な窓は、室内から見て、左側が外側で右側が内側に入る構造の住宅が多いです。そのため、左側が外に出っ張っています。この状態だと、左右の窓のわずかな隙間から小さな虫が侵入することがあります。
しかし、内側に入り込む右側の窓に網戸を設置すると、外側から見て、左右の窓に隙間がなくなる構造になるのです。すると、虫は非常に侵入しにくくなります。
このように、網戸の構造もしっかり考慮して設置されているため、網戸は常に右側に寄せておくきましょう。
3. 網戸が端までちゃんと閉まってない
網戸を右側に寄せても、ちゃんと端まで閉まっていないと、そこから中に虫が侵入します。換気中の場合、網戸を突破すれば次々と室内へ侵入できてしまうのです。窓や網戸の端はしっかり閉め、可能な限り虫が侵入できない状態にしましょう。
4. 窓の近くやベランダに植木鉢を置きっぱなしにしている
窓の外やベランダに植木鉢を置くご家庭は多いものです。日当たりがよく、世話もしやすいので、ガーデニングに適した場所ですよね。
しかし、設置したけどきちんと手入れせず、放置する人もいます。すると、放置した植木鉢に虫が寄り始め、その結果窓から虫が室内に侵入します。
窓の外に虫が多く集まると、室内に虫が侵入するリスクが増加します。虫がこないよう、植木鉢を置くときはこまめに手入れをして、市販の防虫効果がある商品などを使いましょう。
5. 水回りの掃除を怠る
ここまで紹介したのは、窓付近関連のNG行為でした。虫が室内入る原因の多くは、窓や窓に備え付ている網戸にあります。でも、それだけではないのです。排水口などの水回りの掃除を怠ると、その周辺に小バエなどの虫が湧くことがあります。
特に注意しなければならないのは、お風呂の排水口や洗面台です。排水口と通じている排水管を通り、室内に虫が侵入する可能性があります。
常に排水溝周りを清潔な状態にすることで、異臭などに虫が引き寄せられるリスクをダウンできます。水回りは頻繁に掃除をして、虫を寄せないようにしましょう。
6. 生ゴミをそのままにする
キッチン周りで、生ゴミを長期間放置すると、生ゴミの臭いに引き寄せられて、虫が発生しやすいです。生ゴミは、少量でもゴミの指定日に出しましょう。
7. 換気扇をあまり使わない
お風呂場やトイレなど、換気扇は家の随所にあります。実は虫の侵入経路に、換気扇も含まれるのです。
使っていない換気扇は、虫の最適な侵入経路になります。換気のだけでなく、虫の侵入を防ぐためにも、可能な限り換気扇は毎日回しましょう。
虫が侵入する前にNG行為を把握して対策をしましょう
いかがでしたでしょうか。虫は家に入ってからではなく、入る前にNG行為を把握して、侵入を遮断することが大切です。今回紹介したNG行為を改善すれば、虫の侵入リスクを下げられます。夏本番を迎える前に、家の環境をぜひ再確認してくださいね。