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節約したいけどできない人へ
貯金をしたいと思う心はあるけれど、お金が思うように貯まらないと感じている方へ。節約しているつもりでも、期待通りにお金が残らないというあなたへ。
今回は、節約がうまくできない人の特徴と、お金の使い方が上手い方法についてご紹介します。貯金や節約生活には、メリハリをつけることが重要です。自分のお金のやりくりを見直して、節約上手を目指しましょう。
節約できない人の典型的な4つの特徴
節約がうまくいかない人には、共通する特徴がいくつかあります。以下の点に心当たりがないかチェックしてみてください。
1. 収支の均衡がとれていない
収入に対して支出が多すぎると、節約を心がけても貯金は思うように増えません。
- 固定費が比較的高め
- ATMから頻繁に現金を引き出す
- 自分へのご褒美を多くしてしまう
これらの点を見直すことから始めましょう。固定費を再評価し、家計簿をきちんと記録して自己投資の金額をチェックすることで、節約に対する意識が自然と高まるでしょう。
2. クレジットカード使用が主流
現金払いからクレジットカード払いへの移行は、ポイントがついて買い物がお得になる面もあります。ただ、現金を使う習慣がなくなると、支出の実感が薄れ、使った金額やその用途が曖昧になりがちです。
クレジットカードでのポイントを上手に貯めつつ、使った金額をメモするなどして、定期的に支出を見直す習慣をつけましょう。
3. 趣味や交際にお金をかけ過ぎる
趣味や交際費にお金を惜しみなく使いすぎると、節約生活は難しくなります。誘われたからといって毎回食事に出かけるのではなく、手持ちの金額やその食事会の必要性を冷静に考えてから参加を決めましょう。
趣味にお金を使うことの喜びは理解できますが、収入の大部分をそこに注ぎ込むのは避けたいところです。限定アイテムの販売に備えるなど、お小遣い範囲内での貯金を心がけると、思いがけない支出にも対応できます。
4. 節約に対する関心が薄い
「節約はいつでも始められるし、お金はすぐに貯まる」との楽観視は危険です。人生では予期せぬ出来事が起こり得ます。
急な医療費や仕事の変更に備え、節約や貯金への関心を持ちましょう。貯金の目標額を設け、それを達成したら旅行に行くなど、具体的な目標を持って節約や貯金を実践するのも効果的です。
お金の使い方が上手い人がしている習慣
お金の使い方が上手な人は、日々の生活の中で次のような習慣を実践しています。
- 支出の目的をその都度明確にする
- 行くか迷った食事会や飲み会は控える
- 家具や家電は将来売却することも考えて購入し、大事に使用する
- 買うものが決まっていない時は、スーパーやコンビニには立ち寄らない
- 具体的な貯金の目標を設定する
節約を生活の全てにしてしまうとストレスを感じることもありますので、定めた貯金額を守りつつ、設定した自由に使える金額の範囲で趣味などを楽しむバランスを見つけましょう。
まとめ
節約は一歩ずつの積み重ねです。生活全体を圧迫するような節約では、続けるのが難しくなります。節約をしても苦痛を感じない方法を見つけ、節約の仕方を楽しみながら、着実に貯金額を増やしていくことが重要です。日々のお金のやりくりを工夫することで、節約生活もまた、より豊かなものになります。