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なぜか周囲から距離を置かれてる…口癖に原因があるかも
酷い行いをした心当たりはないのに、なぜか周囲と距離がある気がする…と悩むことはありませんか。話しかけても早々に切り上げられてしまったり、なかなか深い話をできる相手が見つからないと不安に感じる人もいるでしょう。
もしも「周囲が自分と距離を置いている気がする」と感じる場合は、よく発する言葉に原因がある可能性もあります。
無意識のうちに口癖になっている言葉が、実は相手を不快にさせているというケースは珍しくありません。日常的に相手を何気ない言葉で不快にさせていると、周囲も「この人と話しているとストレスが溜まる」と判断し、必然的に離れていってしまうのです。
周りから人が離れる『言うべきではない言葉』6選
では、どのような言葉が無意識に周りを不快にしたり傷つけたりしているのでしょうか。ご自身の普段の発言を振り返り、当てはまる言葉がないかチェックしてみましょう。
1.「どうせ〜」
「どうせ〜」と言葉の最初につく会話は、基本的にネガティブなものばかりです。自分に対して使う場合でも良い気分にならないのに、相手に対して「どうせやっても無駄だって」などと言い放っている場合は要注意。
「どうしてあなたが決めつけるの?」と思われたり、「なんだか下に見られてる気がする」と不快にさせている恐れがあります。
2.「でも」「だって」
「でも」や「だって」といった言葉は、言い訳をする際、会話の文頭に付くことの多い言葉です。この言葉が口癖になっている場合は、それだけ周囲との会話の中で言い訳をしていることになるので、周囲は良い気はしていないでしょう。
また、「でも」や「だって」という言葉は、言い方によっては非常に強い圧がかけられていると感じる人もいます。感情的に発してしまうと、周囲も「迷惑だな」と余計にストレスがかかってしまうので、なるべく使わないよう意識しましょう。
3.「だから言ったのに」
相手が失敗した時など、「だから言ったのに」とつい言っていませんか。これは失敗によって落ち込んでいる相手をさらに傷つけ、気分を落ち込ませてしまう言葉です。
また、「だから言ったのに」という言葉には、「私の言う通りにしていればよかったのに」というニュアンスが含まれます。自分が絶対正しいという気持ちが滲み出ているため、周囲からは「付き合いづらそう」「なんだか高圧的」と思われてしまい、距離を置かれる原因となることも。
4.「なるほど〜」
うっかり使いがちな言葉に、相手の言葉に対する返答や相槌に「なるほど〜」という便利な言葉があります。
しかし、「なるほど」という言葉には、「あなたの言うことも一理あるね」「参考にさせてもらうよ」というニュアンスが含まれていることにお気付きでしょうか。
本人にその気がなくても、言われた側はその細かいニュアンスを受け取ってしまい、「上から目線だな」と不快になっている可能性もあります。
5.「だから?」「それで?」
相手の話を促す時に、「だから?」「それで?」といった高圧的な言葉で先を促していませんか。悪意なく使っている場合でも、話をしている側は「この人、話に興味ないのかな」「私の話には聞く価値がないと思われていそう」と感じる人も多いです。
また、高圧的な物言いに不快感を覚えたり、リラックスして話せないと不安を感じる人もいるでしょう。このような心理から、「だから?」「それで?」とよく発する人から離れる人は多いです。
6.「そんなことで〜」
相手の話を聞いて「そんなことで〜」と返す人は、相手の気持ちを軽視している証拠です。元気付けるために言っている場合でも、相手が悩んだり落ち込んだりしている内容に対して、「そんなこと」と片付けてしまうのは、あまりに配慮がありません。
言われた側も「そんなことって何?」「私にとっては重要なことなのに」と不愉快に感じ、今後この人には相談することはやめようと距離を置くきっかけとなることも多いです。
相手を不快にさせる高圧的な言葉やネガティブな言葉は避けて
いかがでしたか。今回紹介した『言うべきではない言葉』を日常的に使っている人は、周囲を無意識に不快にさせている可能性があります。意識的に改善し、なるべくポジティブな言葉や相手に寄り添った言葉を選んでください。