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離婚は他人事ではない
現在の日本では、3組に1組が離婚しているという衝撃的な統計が出ているのを知っている人は、多くいます。新婚のときはこの幸せが長く続くに違いないと思っていても、結婚後相手との関係が徐々に変わっていき、離婚することは決して珍しくないのです。
離婚のきっかけになることを把握することによって、相手との関係を良好なものに保ちやすくなるかもしれません。大切な人との関係を崩してしまわないためにも、離婚のきっかけになる行動を把握しておきましょう。
離婚のきっかけとなる『5つの出来事』
離婚のきっかけになる出来事は、以下のものがあります。
1.DV・モラハラ
DVやモラハラは、非常に深刻な問題です。夫婦間で被害に遭っている人がDVやモラハラに気づかないよう精神的に支配されていることもあります。
明らかな大けがや精神的な疾患が顕著になってから離婚するケースもあり、こういった場合は被害を受けた側の心身のけがが完治するのに時間がかかります。
2.金銭感覚が合わない
金銭感覚が劇的に合わないと、夫婦生活が成り立たなくなります。
- 買い物依存症で、手元にあるお金を全部使ってしまう
- 相手の給与を没収し、自分のものを買う
- 借金をしてまで、自分が欲しいものを買う
- 生活費や家賃は、相手が全額負担が当たり前
- 厳しすぎる節約で、同じものしか食べず服も買えないなど
お金の使い方がばっちりあう夫婦はなかなかいませんが、ある程度の妥協点を見つけて生活していける状態でない限り夫婦関係の継続は難しいでしょう。
3.子どもに対して危害を加えた
子どもに対してなんらかの危害を伴侶が加えたことによって、離婚に踏み切る夫婦もいます。
- ひとりの子どもに対する虐待
- 性的虐待
- 恫喝など
子どもの未来を奪うような行動は、絶対に許されません。
4.浮気・不倫
夫婦仲にひびを入れ、関係の修復が非常に難しい可能性がある、浮気や不倫。出来心でやってしまった行動で、すべてを失う可能性があります。伴侶のみならず会社も退職に追い込まれ、膨大な慰謝料と養育費を払う日々を送ることになります。
5.義理親との関係が悪い
義理親との関係があまりにも悪く、伴侶が自分の味方になってくれないとなると、離婚するしかなくなります。
- 義理親の過干渉
- 連絡のない突撃訪問
- 結婚相手を手足のように使い、家政婦扱いする
- 生まれた子どもに対して暴言を吐く
- 夫もしくは妻の実家に対する異常なまでの愛着と執着
義理親との距離が近い場合は、なんらかのトラブルがある可能性はあります。そのときに伴侶がどのような行動を取るかで、離婚すべきかを見極める人は多いでしょう。
結婚当初のような”幸せな暮らし”を送る方法
結婚当初は、離婚するとはみじんも思っていなかったはずです。結婚当初のような幸せな暮らしを送るためには、以下のようなことを実践してみましょう。
- 伴侶との時間を大切にする
- 伴侶との価値観のずれを、お互い歩み寄って修正し、落としどころを見つける
- 伴侶に甘えすぎない
- 家事や育児を分担する
- スキンシップを図る
- 相手のいいところに注目し、褒めるなど
結婚当初は、相手の嫌なところさえもいいところに見えていたはずです。今それをするのはおそらく無理があるので、相手のよい部分を見つけて褒めあうようにしましょう。
まとめ
離婚する理由は、夫婦によってさまざまあります。どのような理由があるのかを把握し、自分たち夫婦に当てはまるものはある場合は、改善しましょう。