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海外は日本よりも治安の悪い国が多い…スリ被害に要注意
海外へ旅行すると、現地ならではの雰囲気や美味しい食べ物、観光地などに浮き足立ってしまいます。しかし、治安面では多くの国が日本よりも注意が必要なので、防犯対策は常に意識しておきたいところです。
実際、海外では「日本人は狙いやすい」という印象が強く、日本人だとわかるとターゲットにされやすくなるという調査結果もあります。
治安の良い国・日本から来ている観光客だからこそ、他の国の観光客の人たちよりもスリ被害などに警戒しなければなりません。
『海外でスリに遭いやすい人』がやっている5つのタブー
海外で日本人観光客がスリ被害に遭うことは珍しくありません。では、スリを行う犯人たちは、どのような特徴を持つ人をターゲットにするのでしょうか。
1.観光客とわかりやすい人
パッと見て観光客だとわかる人は、警戒心が現地の人よりも低いという印象を与えてしまいます。例えば、以下のような行動をとっている人は、観光客だと現地の人に丸わかりです。
- 道端でガイドブックを広げている
- 両手に大量のショップバッグを持っている
- カメラを首からぶら下げている
他にも旅行者ならではの行動を大胆にとっていると、狙われやすい傾向にあります。なるべく観光客だと気づかれないよう、目立たない行動を心がけましょう。
2.リュックサックを後ろに背負っている
旅行には両手が使えて前方が見渡しやすいリュックサックが便利ですよね。しかし、海外ではリュックサックを警戒なく後ろに背負っていると、ちょっとした隙にファスナーを開き、物が盗まれてしまう被害が多発しています。
特に観光客だと気づかれていると、狙われるリスクが高まります。なるべくリュックサックなどを後ろに背負って行動するのではなく、貴重品が入っているバッグ類は前掛けスタイルで身につけましょう。
3.上着やボトムスのポケットに貴重品を入れている
日本では上着やボトムスのポケットに小さな財布やスマホを入れていても、スリ被害に遭うことは滅多にありません。しかし、海外でポケットに貴重品を入れていると、目敏く見つかり格好のターゲットになってしまいます。
上着やボトムスのポケットには、大切なものを入れることは避け、必ず前に掛けているバッグに収納し、きちんとファスナーを閉めることを意識してください。
4.華やかな服やブランド物の服を身につけている
旅行先ではオシャレをして楽しみたいという人も多いでしょう。しかし、華やかな服で着飾っていると、海外では「観光客だ」と目をつけられてしまうことが多いです。
また、ブランド物の服やファッション雑貨を身につけていると「お金を持っている」と印象をづけてしまい、狙われやすくなります。華美なファッションではなく、シンプルなコーデで楽しみましょう。
5.歩きながらスマホに夢中になっている
歩きスマホは日本でも禁じられていますが、旅行先では調べ物をするためにうっかりやってしまいがちです。しかし、歩きながらスマホに夢中になっていると、。それだけでスリに遭うリスクが高まってしまいます。
歩きながらスマホで熱心に調べ物をしている姿は、観光地の情報を集めている人という印象を与えてしまいます。また、手元の荷物から注意が逸れているため、スリの犯人グループにとって格好の獲物となるのです。
海外へ訪れた時に必ず意識すべき防犯対策とは?
海外旅行を最初から最後まで安全に楽しむためには、日本にいる時よりも数倍の警戒心を働かせ、防犯対策を意識することが大切です。
- なるべくシンプルな服装を心がける
- 観光客と丸わかりな行動は避ける
- バッグは体の前に固定した状態で持ち運ぶ
- 貴重品は必ずバッグの中(内部ファスナー付きポケット)に入れる
- 歩きスマホは避けて道の端で立ち止まって確認する
- チェーンやワイヤーでバッグや貴重品を盗まれないよう対策する
- 荷物は短時間でも手元から離さない(足元もNG)
このように、なるべく犯人たちにターゲットにされないような行動を心がけることがポイントです。
また、いざ狙われてもすぐに物を取り出せないよう対策を講じておくことで、貴重品を盗まれずに済みます。海外旅行する前には、盗難被害に遭わないよう対策を考えておくことを忘れずに。
終始楽しい海外旅行にするためにも防犯対策は念入りに
いかがでしたか。海外旅行を終始楽しい時間にするためにも、事前に防犯対策を考えておくことは大切です。今回紹介したタブー行為は控え、防犯対策を講じたターゲットにされないような行動を意識しましょう。