目次
ハチの巣ができやすい場所
4月に入ると、ハチが活発に飛び始めます。ハチの種類によっては、2回目刺されるとアナフィラキシーショックを起こして命に関わる事態を引き起こしてしまうので怖いですよね。まずは、どんな場所にハチが巣をつくりやすいのかを知っておきましょう。
- 雨風をしのげる場所…軒下・天井裏・庭に置いてある倉庫・駐輪所など
- 垣根、木…姿を隠せて、エサとなる虫が豊富
自分の家は関係ないとは言えない条件なので、ハチが巣を作りやすい場所を事前に把握して対策を練りましょう。
4月にすべき『ハチの巣対策』4選!
4月にすべきハチの巣対策は、以下のものがあります。事前に対策を練って、ハチを寄せ付けない環境を作りましょう。
1.ハチが巣を作りやすい場所を作らない
巣をつくりやすい場所は、家だけとは限りません。小さな隙間や庭に置きっぱなしになっているものにも、巣をつくります。
- 庭に置きっぱなしになっている、子どものおもちゃ…三輪車・椅子など
- 置きっぱなしの使用済み家具
- ダンボールなどの箱類を出しっぱなしにしている
- 倉庫のドアが、常に空きっぱなし
- 家のカビに入ったヒビは、パテを塗って埋めておくなど
手が届く場所の整理整頓は、冬の間に済ませておきましょう。
2.ハチが苦手なニオイや薬剤を散布しておく
ハチが苦手なニオイや薬剤を、ハチが毎年巣をつくる場所とその近辺に散布しておくと、巣をつくられにくくなります。
- 殺虫剤をまいておく
- ハチが巣をつくらないための、専用スプレーの散布
- 木酢液をまく
- 水を撒いておく
ハチは湿っている場所には巣をつくりにくいので、手元に殺虫剤やスプレーなどのアイテムがないときは、応急処置として水をまくだけでも十分効果が期待できます。
3.ハチトラップを使って、女王バチを捕まえる
ハチの巣の最初は、女王バチが巣をつくることがきっかけになります。女王バチを処理してしまえば、同じ場所に巣をつくられる可能性がかなり減る傾向があるので、女王バチの処理を検討するのもおすすめです。
女王バチを捕まえるためには、専用のハチトラップを使用しましょう。女王バチ一匹でも、ハチは攻撃力が高いので、軽装での処理は危険です。
4.防虫ネットを使う
防虫ネットを使用するのも、非常に有効な手段です。侵入する経路を断ってしまえば新たに巣をつくる場所を見つけなければならなくなるので、駆除せずともハチが立ち去ってくれる可能性があります。
ハチの巣ができてしまったときの対処方法
ハチの巣を見つけたときは、以下のような方法で処理しましょう。
- 小さいうち…殺虫剤を散布して除去
- 大きくなっている…専門業者に駆除を依頼
- 賃貸物件でハチの巣を見つけた…管理人や大家に依頼し、巣を除去してもらう
ハチの巣を放置しておくと、どんどん大きくなっていく一方です。刺されてしまい、多大な被害を被る可能性が高いので、ハチの巣は見つけ次第除去しましょう。
まとめ
ハチの巣ができやすい場所には、事前に対策を練っておくことが重要です。適切な方法でハチの巣対策を施し、巣をつくらせないようにしましょう。