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花粉の時期、洗濯物に花粉が付きやすい!
花粉の時期到来といっても、花粉は目に見えないので、対策しないまま洗濯物を通常通り外干ししているという人は、比較的多くいます。しかし、花粉対策をしないまま洗濯物を外干しすると目には見えない花粉が衣類にびっしりついてしまうかもしれません。
くしゃみや鼻水などの不快な症状が室内で出ないよう、洗濯物に花粉が付着するのを防ぐ方法を、チェックしておきましょう。
洗濯物への花粉の付着を防ぐ『4つの対策』
洗濯物に花粉が付着するのを防ぐためには、以下の方法を実践してみてください。
1.適量の柔軟剤を使用する
柔軟剤は、衣類をふんわり仕上げてくれます。それだけでなく繊維をコーティングする効果があるので、衣類に静電気が発生しにくくなるのも特徴です。衣類が擦れることで静電気が発生すると、花粉を吸い寄せやすくなります。静電気を防ぐことは、同時に花粉の付着も防いでいるのです。
2.花粉が多く飛散する条件を避けて、外干しする
花粉が多く飛散する条件は、以下のものがあります。
- 天候条件…風が強く、乾燥している晴天。雨が降った翌日は、特に飛散量が増えやすい。
- 飛散しやすい時間帯…1度目は11~15時、2度目は18時以降
1度目の花粉の飛散は、山から風に乗って花粉がやってきやすい時間です。そのため、山のふもとに住んでいる人は、時間が早くなることがあります。
18時以降は仕事を終えた人の往来が激しくなります。そのため、地面に溜まった花粉が再度舞い上がって漂いやすくなるので、夕方以降も注意が必要です。
3.花粉が付着しやすい素材の衣類は、室内干しにする
花粉が付着しやすい素材とは、以下のものがあります。
- ウール
- シルク
- ポリエステルなど
静電気をまといやすい素材や、凹凸が多い素材は、花粉が付着しやすく除去しにくい状態になりやすいです。
4.花粉対策専用アイテムを使用する
洗濯物の花粉対策専用アイテムは、ホームセンターやネット通販などで入手できます。テントタイプやシートタイプといった種類が充実しているので、使いやすそうなものを入手しましょう。
洗濯物に花粉が付着したときの除去方法
洗濯物を外干しするときにうっかり花粉対策を忘れてしまった場合は、以下の方法で花粉を除去しましょう。
- 洗濯物を取り込む前に、洗濯物を振るなどして花粉を払って家の中に持ち込む
- 衣類専用のハンドクリーナーで、衣類についた花粉を吸い取る
- 衣類にコロコロをかけて、花粉を絡めとる
花粉が着いたままになると、花粉症の症状がひどく出てしまいやすいです。不快な症状に悩まないためにも、花粉が付着している衣類は正しい方法で花粉を除去しましょう。
まとめ
外干しした洗濯物には、花粉が付着する可能性が非常に高いです。洗濯物に花粉をつけない工夫や、外干しした洗濯物に花粉が付着した状態で取り込まない工夫を実践し、室内に花粉を持ち込まないようにしましょう。