『絶対に庭に植えてはいけない植物』5選…その理由や植えてしまった際の悪影響とは

一般住宅の庭でも素敵なガーデニングを楽しむことは可能です。しかし、育てる植物の特徴をよく理解しておかなければ、後々悪影響を及ぼす恐れもあります。この記事では、『絶対に庭に植えてはいけない植物』や悪影響について解説します。

何気なく庭に植えた植物で悪影響が…!?

ご自宅の庭でガーデニングを楽しむ方は多いでしょう。しかし、手入れや育て方が難しい植物を植えてしまうと、後になって以下のようなトラブルを招く恐れがあります。

  • 害虫を含む虫が大量発生してしまう
  • 生育スピードが速く庭全体が生い茂ってしまう
  • 剪定が追いつかず近所迷惑になる恐れも
  • 独特の匂いを放ち洗濯物に臭いが移ってしまう

植える植物によっては以上のような悪影響が出ることもあるので、庭に植える植物の特徴や生育スピードなどをよく理解した上で選びましょう。

『絶対に庭に植えてはいけない植物』5選

では、一般住宅には、どのような植物が適さないのでしょうか。ここでは植えるべきではない理由も解説します。

1.ドクダミ

ドクダミは虫を寄せ付けにくいと言われているため、一昔前は庭先に植えるご家庭も多かった植物です。しかし、生育スピードが非常に早いため、剪定が追いつかずに庭が生い茂ってしまうことも。

さらに、地下に伸びる茎が深くまで成長しているため、手で抜いて除草することは困難です。ドクダミ以外の植物の生育にも悪影響を与えてしまうため、安易に植えるべきではありません。

2.竹

竹は独特な風情を感じられるので植えてみたいという方もいるでしょう。しかし、繁殖力の高い竹は、一度植えてしまうと次々に生えてくるため、庭全体を竹で覆ってしまうケースが非常に多いです。

また、竹は地下深くまで根を張るため、一度植えてしまうと自力で取り除くことは困難です。家屋を破壊してしまうほどの力強さを持つため、家主の手に負えなくなり、業者に依頼しなければいけなくなる事態に発展することも珍しくありません。

竹で覆われてしまうため、ご自宅はもちろん、ご近所の日当たりの悪くなるなどご近所トラブルに発展する恐れもあるので植えるべきではないでしょう。

3.桜

ご自宅の庭先に桜の木があったら素敵ですよね。しかし、桜の木は手入れが非常に難しく、また毛虫が大量発生する木としても知られています。

また、桜は綺麗ですが、庭に舞い落ちる桜や葉を除去する作業にも手間がかかるため、植えた後に「手入れが大変で後悔した」という事態に陥りやすいです。

4.金木犀

金木犀は独特な強い香りを放つ植物です。金木犀の香りは人によって好き嫌いが分かれやすいため、場合によってはご近所迷惑になる恐れもあります。

また、庭側に洗濯物を干している場合は、干している洗濯物に臭いが移ってしまうこともあるでしょう。

さらに、アブラムシなどの害虫も発生しやすいため、さまざまな悪影響を及ぼす恐れがあります。安易に植えるべきではありません。

5.ミント

可愛らしい見た目と料理にも使えるという利点から人気のあるミントですが、繁殖力が高い植物なので、庭に直接植えることは避けるべきです。

少しでも剪定などを怠ると、勢いよく庭中を覆い尽くしてしまうため、結果的に「他のガーデニングを楽しめない」「お手入れが大変」と後悔に繋がる恐れもあります。

一般住宅のガーデニングにおすすめの植物は?

では、一般住宅のお庭に植えるならば、どのような植物がおすすめなのでしょうか。初心者でも手入れや育て方が簡単な植物には、以下のような植物が当てはまります。

  • フェイジョア
  • オリーブ
  • マーガレット
  • ローズマリー

他にも初心者向けの植物はたくさんあります。育て方やお手入れなど、植えた後のことも考えてガーデニングを進めていきましょう。

植物は生育スピードや害虫関連の特徴も考慮して選ぼう

いかがでしたか。植物は生育スピードや害虫の有無、匂いなど、植物ごとにさまざまな特徴を持っています。ご自宅の環境やお手入れする時間はどのくらい取れるかなど、ご家庭の事情と植物の特徴を考慮して選びましょう。

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