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部屋の換気、さぼるのはNG!
部屋の換気、毎日行っていますか?とくに、真夏と真冬の時期は、外気温と室内の温度に大きな差があるので、ついサボってしまいがちになることもあるでしょう。しかし、換気を怠ってしまうと、思いがけないことが起きてしまうかもしれません。
部屋を換気しないとどうなる?
部屋の換気をしないと、以下のことが起きやすいです。
1.ほこりやハウスダストがこもってしまう
室内には、目に見えないものが複数浮遊しています。ほこりやハウスダストも、その一種です。目には見えない汚れを室内に閉じ込めてしまうことで、アレルギー症状のような咳やくしゃみなどが起きやすくなる可能性が高まるので注意しましょう。
また、家族の誰かがウイルスを持ち帰っている場合、咳やくしゃみで菌が飛散し、空気感染して全員に移すことも想定されます。
2.室内に独特のニオイがこもる
部屋の中には、独特な臭いがこもりがちです。
- 飲食物
- ペット
- 台所の生ゴミ
- 部屋干しの洗濯物
- 人間から放たれる汗や加齢臭など
毎日使っている部屋だから無臭なように感じますが、来客にとっては鼻を覆いたくなるような生活臭がこもっていることもあります。
3.湿度が高くなる
部屋の換気を怠ると、湿気がこもりやすくなります。外の空気を取り入れて適度に除湿しなければ、カビが発生してしまうかもしれません。カビは毒を放出するので、アレルギーや中毒症状が起きることがあります。
4.二酸化炭素や一酸化炭素がこもりやすくなる
二酸化炭素は人間が呼吸するたびに排出され、一酸化炭素は主に冬場使用するストーブなどら排出されます。双方ともに、こもってしまうと人体によくない影響を与えるので注意しましょう。
- 二酸化炭素…息苦しさや眠さを誘発
- 一酸化炭素…中毒を起こし、最悪の場合命に関わる
双方とも目に見えず臭いもないことが大半なので、定期的に換気しなければ無意識に体調不良を呼び寄せてしまいます。
部屋の換気を行う目安
部屋の換気を行う目安の頻度は、2時間に1回5~10分程度を、1日4~5回繰り返します。窓やドアを開けて外気をしっかりと取り入れ、空気の通り道を作って室内の湿気やにおいを除去しましょう。外出時などは換気ができないので、帰宅後換気を行ってみてください。
真夏や真冬、梅雨時期は、どうしても換気の回数が減りがちです。雨の止み間や気温が比較的落ち着いている時間帯、日が出ているときなどを見計らってこまめに換気しましょう。
まとめ
換気を全くしないままだと、思いがけない健康への被害が出てしまうかもしれません。それを防ぐためにも、こまめに換気することを心がけましょう。