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日常的に使う『掃除機』の正しい使い方を熟知してる?
室内の掃除を行うとき、掃除機は床のごみやホコリを吸い取ってくれるマストアイテムです。しかし、使い方を間違えていると、掃除しているつもりでも実はあまり効果を発揮できていない可能性があります。
今回は、効果が半減している可能性のある間違った掃除機のかけ方をご紹介します。正しい掃除機のかけ方も紹介しているので、掃除初心者の方はもちろん、掃除機を日常的に使っている方も今一度チェックしておきましょう。
効果が半減!?間違った『掃除機のかけ方』5選
掃除機はかけ方を間違えると、ホコリなどが除去できず汚れを取り逃してしまうことも…。掃除機が発揮できる能力をフル活用するためにも、間違った使い方を把握して使い方を見直しましょう。
1.力任せに掃除機を床にこすりつける
ぞうきんをかけるように、掃除機も力いっぱいヘッドを床に押さえつけながら稼働させていませんか。掃除機を力任せに床へ押しつけてしまうと、細かなチリなどを上手く吸い取ることができずに取り逃がしてしまいます。
また、床に傷を作ってしまい、付いた傷にホコリやチリが入り込んでしまう原因にもなります。したがって、掃除機を床に擦り付けるようにかける方法はやめましょう。
2.窓を開けた状態で掃除機をかける
窓を開けると風が入ってきて、部屋の空気が一新できたような気分になり、気持ちがいいですよね。しかし、掃除機を使用するときに窓を開けていると、床にあったチリやホコリが舞い上がってしまいます。
強い風が吹いていない日であっても、窓を開けることで部屋の空気に流れができてしまいます。そのため、掃除機をかけてもホコリやチリなどの汚れが十分取り切れずに残ってしまう恐れがあるでしょう。
3.一種類のノズルだけで掃除を終わらせる
掃除機をかけるとき、すべての場所を同じノズルで掃除していませんか。掃除機のノズルは、適材適所で取り換えることで本来の性能を発揮できます。
隙間を掃除する際には先端が細くなっているノズルを、サッシや溝にはほうき付きノズルなど、掃除したい場所に合わせてノズルを交換すると汚れが効率よく除去できるでしょう。
4.部屋の手前部分から掃除機をかける
掃除をしていると、足裏やスリッパの裏に汚れが付着します。汚れがついた足で掃除機をかけ進めてしまうと、部屋の奥に掃除機を進めていくにしたがって足裏の汚れを室内に持ち込んでしまいます。
せっかく掃除した場所を汚してしまわないように、掃除機をかけるときは部屋の奥からかけ始めて汚れを残さないようにしてください。
5.部屋の真ん中だけ掃除機をかける
空気の流れが滞りやすい部屋の四隅に、ホコリやチリはたまりやすい傾向があります。「四角い部屋を丸く掃除する」という言葉があるように、部屋の隅を掃除しないと汚れは完璧に除去できません。
掃除機をかけるときは、部屋の中心や皆が過ごす場所だけでなく、部屋の隅にもしっかりと目を向けましょう。
本来の性能を発揮する正しい掃除機のかけ方は?
掃除機は、正しく使うとホコリやダニなどをしっかりと吸い取ってくれます。正しい掃除機の使い方は、以下の通りです。
- 5~6秒かけてゆっくりとヘッドを一往復させて汚れを取る
- T字ノズルを使った部分は、掃除機の重ねがけで汚れを除去
- 夜間にホコリがたまりやすいフローリングは、朝に掃除機を使う
- 畳は夜行性であるダニの活動時間に合わせて、夜に掃除機を使う
- マットやカーペットなどは目に逆らうように掃除機をかけてホコリを取り除く
掃除機は部屋の汚れ具合を考慮しつつ、3日に一度は使用しましょう。最低でも一週間に一度は掃除機で部屋の汚れを除去してください。
掃除機を夜間使うときは、夜8時前後までの時間であれば近隣に迷惑をかけにくい傾向があります。遅すぎる時間に使用すると掃除機の音が響いてしまうので、近隣の世帯層を考慮した上で掃除機をかけましょう。
掃除機は正しい使い方を把握して効果的に活用しよう
いかがでしたか。掃除機は正しく使うと、部屋のホコリやダニなどを一掃できる便利なアイテムです。適材適所でヘッドを使い分けるなど正しい掃除機の使い方を実践し、お掃除名人を目指してくださいね。