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お風呂のふたがヌルヌルする…原因は何?
お風呂のふたは、使っていない間も浴室にあるだけでヌルヌルとした嫌な汚れがこびりついてしまいます。体を清潔にする浴室で使うものだからこそ、ヌルつきなどの不衛生な汚れは未然に防ぎたいですよね。
一般的にお風呂のヌルつきの正体は、赤カビなどのカビ類であることが大半です。そして、カビができてしまう原因は、浴室の環境が大きく影響しています。
- 皮脂
- 石鹸汚れ
- 水分
- 高い湿度と温度
以上の汚れや要素、環境状態がカビを繁殖させる原因となります。また、お風呂のふたは風の通りが悪い場所で保管されていることが多いため、よりカビが発生しやすいのです。
徹底除去!お風呂のふたのヌルヌルを落とす方法3つ
お風呂のふたのヌルヌルを落とす方法は、いくつかあります。ご家庭にあるものを使って、頑固な汚れになる前に除去しましょう。
1.重曹を使って汚れ除去
重曹はお掃除に欠かせないアイテムの1つです。自宅にある重曹を活用し、お風呂のふたにこびりついたヌルヌルを撃退しましょう。
- 湯船の残り湯に重曹を200gほど入れて溶かす
- お風呂のふたを浴槽に沈めて、一晩浸けて置く
- 翌日、ふたをシャワーで洗い流す
上記の方法でカビが落ちないときは、重曹をふたに直接振りかけてスポンジでこすり洗いしてください。重曹の研磨効果できれいに汚れを取り除くことができます。
2.カビ取り用洗剤を使う
カビ汚れによるヌルつきが酷いときは、お風呂場専用のカビ取り洗剤を活用してください。
- ふたを乾燥させ、カビ取り用洗剤を吹きかける
- 商品のパッケージに記載されている時間を守り、ラップで湿布した後、シャワーで洗い流す
- お風呂用中性洗剤で洗う
カビ取り洗剤は、他の薬剤と混ぜて使用すると有毒なガスが発生する恐れがあり非常に危険です。また、使用中は換気して洗剤の臭いや成分が浴室にこもらないようにしましょう。
3.消毒用エタノールを湿布
消毒用エタノールを活用するヌルヌル除去方法もあります。
- キッチンペーパーに消毒用エタノールをしみこませる
- 消毒用エタノールを染み込ませたキッチンペーパーをふたに貼り、10分置く
- キッチンペーパーを剥がし、カビが無くなるまで使い古しの歯ブラシなどでこすり洗いする
肌が弱い人は、ゴム手袋を装着すると炎症を起こさずに済みます。自分の肌の状態などを考慮し、より安全にお掃除できるよう考慮しましょう。
お風呂のふたのヌルヌルを未然に防ぐ方法は?
お風呂のふたのヌルヌルを未然に防ぐためには、以下のポイントに注意して保管するよう心がけましょう。
- 高温のシャワーで洗い流し、乾燥させる
- 浴室乾燥機能を使って、浴室全体を乾かす
- 常に換気扇を回し、空気を循環させる
- 日中自宅にいるときは、窓と入り口を上げて空気の通りをよくする
湿度が高い梅雨や夏は、1年の中でも特にカビが発生しやすい時期です。雨が続く日や長雨で換気が思うようにできない日が続いている時期は、カビが発生するリスクが高くなるので注意しましょう。
来客がない休日は、浴室の湿気を取り除くため、浴室の入り口を大きく開けて扇風機やサーキュレーターで空気を循環させる方法もおすすめです。
お風呂のヌルヌルを防ぐためにカビが発生しにくい環境を
お風呂のふたに起こるヌルヌル問題、その大半はカビが原因でした。家庭で簡単にできる対策や予防策を紹介しましたが、ポイントは「カビが生えにくい環境を作ること」です。
重曹、カビ取り洗剤、消毒用エタノールを駆使しての徹底除去法から、日々のお手入れや湿度・温度管理まで、さまざまな方法で快適なバスタイムを取り戻しましょう。清潔なお風呂で、心も体もすっきりと洗い流してくださいね。