普段の会話でも活用できる『心理学』4選!上手に使う例も紹介

本をもって口元を隠している女性

人間関係をよりよく構築するのは、難しい部分がありますよね。そんなときは、心理学を適度に利用してみましょう。今回は、利用しやすい心理学をまとめました。実生活での使用方法も紹介しているので、ぜひチャレンジしてみてください。心理学を利用して、周囲の人とより良い関係を構築しましょう。

心理学は、決して難しすぎるものではない

本を読んでいる女性の手元

心理学というと、なんとなく堅苦しくて難しいもののように思えるかもしれません。しかし、そんなことはないのです!普段の生活の中でも実践できる心理学は、とてもたくさんあります。どのようなものがあるのかを知り、普段の生活の中で実践してみてください。

普段の会話でも活用できる『心理学』4選!

夫婦の会話

普段の会話でも活用できる心理学は、以下のものがあります。

1.ミラーリング

ミラーリングとは、相手の行動をまねるという意味です。とはいっても、相手の動作や口癖などを全部真似してしまうと、相手が非常に不快な思いをして距離を取られてしまいます。そのため、真似をするポイントを押さえなければなりません。

大切なのは、相手に合わせることです。まねるだけでなく、相手のテンポを重視しましょう。相手が、自分と似たタイプの人だを思ってくれると、いろいろなことを親身に話しやすくなります。

2.作業興奮

人間の脳は、ゼロの状態からいきなり作業に取り掛かろうとするのに向いていないといわれています。苦手意識を持っているものに取り組むとき尻込みをして放置すると、どうしても苦手なものだけが残ってしまいますよね。

苦手なことだけを残してしまわないよう、とりあえず取り組んでみるという方法が作業興奮に当てはまります。毛嫌いせず、木が進まないものでも取り組んでしまうと、案外すんなりこなせることも多々ありますよ。

3.ポジティブ・ダブルバインド

なにかに取り組むとき、一人ではどうしてもさばききれない仕事量のときは助っ人を依頼しますよね。そのとき相手に「今からやること、手伝ってくれる?」と聞くと、拒否される可能性があります。家事を伴侶に頼むとき、やるかやらないかの選択肢を当てると、やらないのと同じです。

そのため、相手が一緒になにかをやることを前提として話を持ち掛け、相手にAとBなどの選択肢を与えます。「○○をやるけど、あなたはAとBどちらがいい?」と選択肢を与えることで、命令されているという気持ちになりにくいです。

4.ハロー効果

ハロー効果とは、第一印象を指します。相手に抱いた第一印象によって先入観を持つきっかけにもなるので、ハロー効果を上手に使うことで相手と友好な関係を構築しやすくなります。

心理学をうまく使う方法

心理学をうまく使う方法は、以下の通りです。

  • ミラーリング…相手が「お疲れ様」から入ってくる場合は、こちらも「お疲れ様」と声をかける
  • 作業興奮…取りあえず始めてみて、作業を進める
  • ポジティブ・ダブルバインド…なにかをやすことを前提として、相手にAとBのような選択権を与える。「子どもの世話、おむつ替えと着替えどっちをやってくれる?」など
  • ハロー効果…初めて出向く場所へは身だしなみを注意して整え、相手にさわやかで親しみやすい印象を持ってもらえるよう笑顔で会話をする

心理学といっても、難しいものばかりではありません。このように日常生活の中で活用できるものを実践し、相手とより有効な関係を構築していきましょう。

まとめ

心理学をうまく活用すると、初対面の人から持ってもらえる印象がよくなったり、普段関わってる人との関係を良好に保ちやすくなります。適度に心理学を実践して、いろいろな人と友好な関係を築きましょう。

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