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相手の笑顔が『愛想笑い』に感じて不安になる…
会話を円滑に進める上で重要なポイントの1つに、相手が会話を楽しめているかどうか見極めることが挙げられます。
笑顔で会話していても「本当に心から楽しんでいるかな」「実は愛想笑いだったりして…」と不安になる人もいるでしょう。もしも相手が愛想笑いしているのであれば、早めに会話を切り上げたり話題を変えたりしてあげたいですよね。
お互いが気持ちよく会話を進めるためにも、相手が心から笑っているのか、それとも愛想笑いをしているのか見極めることは大切です。
愛想笑いが上手な人の特徴は?
では、愛想笑いが上手な人は、どのような特徴を持っているのでしょうか。
- 気遣い屋
- 周りの目を気にしすぎてしまう
- 場の空気が白けることに不安を覚える
- 自分の良い印象を残したい
- トラブルを回避したい
愛想笑いが上手な人は、普段から愛想笑いが習慣化してしまっている傾向が見られます。周囲の目を気にして合わせることが癖になっていたり、元来周囲に気遣う性格が影響していることも多いです。
また、下手に返事をしてトラブルにならないよう、その場を上手く収めたりトラブルを回避したいという思いから愛想笑いする人も多いでしょう。
『愛想笑いをしている人』を見極める5つの方法
会話している相手が愛想笑いをしているかどうか見極めることは、簡単ではありません。ここでは『愛想笑いをしている人』を見極める方法を紹介するので、コツを知って相手の気持ちを汲み取ってあげましょう。
1.目が自然に笑っているか
愛想笑いをしているかどうか見極める上で、目が笑っているかどうかという判断基準があります。
愛想笑いをする人の中には、口元が笑っていても目が笑っていない人が多くいます。その場合は、目が細められていなかったり、目尻が下がっていないという違いが見られるでしょう。
また、不自然なほど目を細めて笑っている場合も注意が必要です。愛想笑いが癖になっている人の場合、無理やり目を細めて笑顔を演出するケースもあります。
2.会話のトーンやスピードは変わっているか
本当に会話を楽しんでいるならば、声のトーンが高くなったり、声量が大きくなったり、会話のスピード感が速くなったりと、多少何らかの変化が見受けられます。
しかし、笑顔を見せているのに会話のトーンやスピード感がまったく変わっていない場合は、会話の興味がなかったり、あまり同意したくないと思っているのかもしれません。
3.会話への返答内容を見極める
あなたが会話している内容に対し、相手がどのような返答を返しているのか見極めることも重要なポイントの1つです。
興味のある内容であれば、前のめりになって自分から相槌を打ったり、話を広げようとするはずです。
しかし、会話に興味がなかったり賛同できない内容だった場合、曖昧な相槌を時々返すに止めるなど、消極的な姿勢を見せることが多いでしょう。
4.一呼吸した時の表情を見極める
会話の流れの中で、ほんの数秒間だけ一呼吸を置くタイミングが来るはずです。その際、相手の笑顔がどのように変化するのか確認してください。
楽しい会話だった場合は、そのまま笑顔が顔に残っていたり、会話に対する感想のような相槌や発言をする人が多いです。
しかし、一瞬でも疲れたような表情や目線を下に落とすような仕草が見られた場合、それは愛想笑いである可能性が高いでしょう。
5.瞬間的に笑顔から元の表情に戻る
今まで会話していた内容がひと段落した際、瞬間的に笑顔から真顔へと戻る場合も愛想笑いだった可能性が高いです。
会話を楽しんでいたならば、そのまま少しの間は余韻が残るため、笑顔が顔に残る人が大半です。しかし、すぐに真顔に戻るということは、今まで無理して笑顔を作っていたことを表しています。
次回の会話を気持ちよく進めるためにも「この人はこの話題に苦手意識を感じているのかも」としっかり記憶しておきましょう。
愛想笑いを見抜いたら会話の内容を切り替えよう
いかがでしたか。今回紹介した愛想笑いを見抜く方法を試し、相手が会話に対して愛想笑いをしていると感じた場合、早めに会話の内容を切り替えたり、次回からは興味のありそうな違う話題を準備しておくなど、相手が気持ちよく会話に参加できるような配慮をしましょう。