子どもは『サンタさん』を何歳くらいまで信じるの?どのタイミングで教えるべき?

子どもがある程度の年齢に達すると『サンタさん』をどのように扱うべきか迷うというご両親はとても多いです。真実を伝えるにも、子どもを傷付けないようタイミングや伝え方に悩むことでしょう。この記事では、子どもは『サンタさん』を何歳まで信じるのか、また伝え方についても紹介します。

12月になると『サンタさん』を楽しみにする子どもたち

毎年12月になると、クリスマスツリーやクリスマスリースをはじめ、家の中を飾り付けるご家庭も増えてくるのではないでしょうか。飾り付けをしていると「今年もクリスマスがやってっきたな」と感じますよね。

浮き足立つのは大人だけではありません。子どもは大人以上にクリスマスを楽しみにしている子が多く、中でも『サンタさん』がやってくることを期待している子も少なくないでしょう。

そんな純粋で素直な可愛い子どもたちを見ていると、親として微笑ましい反面、「サンタさんって何歳まで信じているのだろう」「いつ伝えるべきだろう」と複雑な気持ちを抱く親御さんもいると思います。

子どもは『サンタさん』を何歳くらいまで信じるの?

皆さんが子どもの頃を思い返すと、いつ頃までサンタさんを信じていましたか。ここでは、アンケートなどの調査結果から、子どもたちが何歳くらいまでサンタさんを信じているのか見ていきましょう。

小学校低学年まで信じている子が最も多い

『サンタさん』という存在を純粋に信じている子が最も多いのは、小学校低学年の8〜9歳くらいまでという回答が最も多く寄せられています。

実際、自分が子どもの頃を思い返しても「このくらいの時期まで信じていた気がする」と回答する親御さんも多いです。

小学校に入りたての頃は信じていても、入ってくる情報や友達との会話の中で少しずつ疑心が生まれ、寂しいですが『サンタさん』という存在を信じる心が薄くなっていく傾向にあるようです。

小学校中学年になると信じている派と信じない派が半々に

そして、小学校中学年になると、信じている派と信じない派が半分くらいの割合になるようです。信じていたけれど友達に「サンタさんの正体」を明かされてしまい、家に帰って親に尋ねてきたという話も中学年になると増えてきます。

また、最近は小学生もネットを使う子が増えているため、さまざまなメディア媒体を見ているうちに「サンタさんの正体」を知ってしまうケースもあるようです。

高学年に入ると多くの子どもがサンタさんを信じていないようで、一気に信じている子の割合が下がります。

親に言わずに信じているふりをしている子もいる

親が「サンタさんをいつカミングアウトしよう」と考えている隣で、実はサンタさんの正体を知っているけれど、親に言わずに信じているふりをしている子もいるようです。

理由はさまざまですが、多い意見として「信じていないとプレゼントがもらえなさそうだから」「信じていると親が喜んでくれるから」という理由が挙がります。健気に親を想う理由に感極まってしまいそうです。

すでに知っている子も多いため、いざ親が意を決してカミングアウトしても「そうなんだ」「知ってるよ」と薄い反応が返ってきた…という話も珍しくありません。

カミングアウトの最適なタイミングは?教え方には注意点も

続いて『サンタさん』をカミングアウトする最適なタイミングについて考えていきましょう。すでに紹介した子どもがサンタさんを信じている時期を踏まえて、どのようなタイミングで、どのような伝え方をするべきか紹介します。

どのようなタイミングで真実を教えるべき?

サンタさんの真実を教えるタイミングですが、基本的には以下の2つのタイミングが最適だと思われます。

  • 小学校中学年〜高学年のタイミング
  • 子どもに聞かれたタイミング

小学校高学年に上がると、多くの子どもが友だちの話やネットの情報でサンタさんの正体を知っているため、伝えてもショックを与えにくいと考えられます。

子どもに聞かれたタイミングで教える場合は、年齢や伝え方が重要です。幼い年齢で聞かれた場合は、「サンタさんは本当にいるよ。でも世界中を回るのが大変だから、ママたちが代わりに置いているんだよ」など、伝え方を工夫した方がショックを受けにくいでしょう。

子どもにはどのように伝えるのが良いのか

サンタさんの正体を子どもに伝えるときは、なるべく子どもがショックを受けないような伝え方をすることが大事です。

先ほどもお話しした通り、年齢が低いうちにはっきり伝えてしまうと、ショックを受ける可能性が高まります。中には「親が嘘をついていた」と新たな疑心を生んでしまう恐れもあるでしょう。

すでに高学年に上がっている場合は、親が代行していたことを伝えつつ、実際にフィンランドには公認サンタクロースがいることを教えると学習にも役立ちます。

また、まだ幼い場合は、先ほどの通り、サンタさんが世界中を回るのは大変だから、親がサンタクロースの代行をしていることを伝える方法がおすすめです。

『サンタさん』という存在は、基本的に幼い子どもの心の中にいる存在ですし、その代わりにプレゼントを用意するという話はあながち嘘ではありません。

また、フィンランドにはサンタクロース村も存在しているので、Googleマップなどで見せてあげると親子で楽しみながら、サンタさんの存在を程よく信じさせてあげることができるでしょう。

『サンタさん』の真相は子どもを傷つけないよう慎重に伝えて

いかがでしたか。『サンタさん』の真相を伝えるタイミングや伝え方は、多くの親が悩む問題です。今回紹介した情報や伝え方の事例を参考に、お子様にショックを与えないように伝え方を工夫しましょう。

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