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首都・東京でも不人気なエリアは意外と多くある
日本の首都・東京には、商業施設や娯楽施設、生活関連施設や住宅街など、さまざまな施設が集中しています。非常に便利な都市なので、日本全国から多くの人が集まり、居住地として選ぶ人も少なくありません。
しかし、そんな人気の高い東京都内でも、都内在住の人から見ると「ここだけは住みたくない」「なるべく避けたい」と言われている地域が存在します。
その地域に住み続けている人が「住みたくない」と口に出すには、必ず理由があります。都内に引っ越しを検討している方は、東京在住者の口コミも参考に居住地を選ぶべきでしょう。
東京で『住みたくない』とよく言われている地域5選
では、東京で「住みたくない」とよく言われている地域には、どのような地域が該当するのでしょうか。そのように言われてしまう理由についても紹介します。
1.豊島区池袋
池袋といえば、さまざまな娯楽施設が集中しているイメージの強いエリアです。最近では、オタク文化が参入していることでも有名になりました。
しかし、そんな豊島区池袋は、都内在住者から見ると「遊びに行くのはいいけれど、住むのは嫌」という意見が飛び交います。
理由は全体的に治安が悪く、夜になると夜の店のキャッチやナンパ、酔っ払いを多く見かけるからです。
また、住宅街は駅から少し離れているため、このような喧騒を通り過ぎても、その後は人通りの少ない薄暗い道を歩いて帰らなければならない不安も残るという意見が多数寄せられています。
2.港区六本木
港区六本木といえば、芸能人などの著名人も数多く住んでいることでも有名です。そのため、治安が良いのではないかと思われる方も多いでしょう。
しかし、芸能人などの著名人が住む住居周辺は、しっかり警備が配置されていたり、家賃相場が一般的な人には手の届かない金額であることが大半です。
以上のエリア以外は、夜になるとキャッチやナンパ、怪しいスカウトを行っている人が多く点在しているため、「夜になると怖い」と感じる人も少なくありません。
また、全体的にこのエリアの物価は高く、食材や日用品を買うにも他の地域より値段が高く、住みにくいと感じる人が多いようです。
3.足立区竹ノ塚
足立区竹ノ塚は昔から東京都内では治安が悪く、清潔感がない地域というイメージが根強く残っています。
最近は駅周辺の再開発が行われたことで、少しずつ環境が良くなっているものの、やはり少し駅から離れた住宅街などは、治安面に不安が残ったり、衛生的な問題が残っているところが多いようです。
また、都内の中でもアクセス面が悪いという意見も多いです。竹ノ塚駅は東武伊勢崎線の各駅停車のみが停まるため、意外と他の場所へのアクセスが他の駅や地域よりも良くないと感じている人が少なくありません。
4.荒川区町屋
荒川区町屋は現在でも少し古びた町並みが特徴的な地域です。「ヤンキーの町」と言われていた時代もあったため、あまり治安が良くないという印象が根強く残っています。
また、現在でも木造建築が密集しているエリアなので、災害対策が十分ではありません。地盤も弱く、地震が来ると建物が大きく揺れることも多く、倒壊の危険性も高いと懸念されています。
地震災害時には、木造建築物が密集していることから、一度火事が起きると火が一気に燃え広がり、大惨事になるのではという不安点も残る地域です。
5.新宿区新大久保
コリアンタウンとして若い世代を中心に人気の高いエリアです。しかし、外国からやってきた人も多く、近年は傷害事件も多発しているため、治安が悪い地域として都内在住者によると注意すべき地域に含まれるといいます。
また、住宅街は繁華街の近くにあるため、住宅街エリアであっても治安に不安が残ります。
駅から住宅街まで向かう道は、暗くて狭い道が多く、「途中で見た目が怖そうな人と出会うことも多く不安」といった声も多いです。
不人気な地域は理由を調べてから慎重に見極めよう
東京はさまざまな楽しみがあり、流行の最先端とも言われているので魅力的に思えるかもしれません。しかし、人が多く流入している分、治安面に不安な地域も多く点在しています。引っ越しを検討している方は、必ず引っ越し先の治安や暮らしやすさなどを調べてから決断しましょう。