目次
愛情に飢えているとは?愛情に飢える主な原因
愛情に飢えている人は、他人に注目されたい、自分を理解してほしい、嫌われたくないという心理が強く働く傾向にあります。
幼少期の影響は、大人になってからも考え方や自己肯定感などに影響を与えると言われています。大人になって周囲からの愛情に飢えている人は、主に幼少期や思春期に親からの愛情不足を感じていたり、大きな人間関係トラブルが原因であるケースが多いです。
しかし、大人になれば自分のことは自分で決断を下すことが求められます。だからこそ、他人に振り回されるような生き方を見直し、自分と向き合うことを大切にしましょう。
口癖も?『愛情に飢えている人』の特徴5選
では、大人になって愛情に飢えている人には、どのような共通点が見られるのでしょうか。ここでは『愛情に飢えている人』が持つ性格的傾向や特徴を紹介します。
1.自己肯定感が低い
愛情に飢えている人の多くは、自分に対する評価が著しく低い傾向が見られます。周囲は認めているのに、当の本人が自分を認めていないため、自己肯定感が低く、勝手に「愛されていない」「認められていない」と被害妄想してしまうのです。
また、自己肯定感が低いために「どうせ〜」「私なんて〜」といった口癖を発する傾向が見られます。
言霊という言葉があるように、自分に対してネガティブな発言が多い影響で、自分から積極的に行動する能力に欠けている点も共通している人が多いです。
2.感情のコントロールが苦手
愛情に飢えている人は、他人から認められない、愛されていないと突発的に被害妄想してしまう癖があります。そのため、突然情緒が乱れ、感情のコントロールが上手くできない傾向も見られます。
精神的に不安定な人が多いので、些細な出来事や他人からの言葉で傷つき、さらに自己肯定感が下がるという負のループに陥ってしまいがちです。
3.特定の他人に依存する傾向がある
愛情に飢えている人は、少しでも自分にとって理想的な相手や自分を理解してくれたと感じる相手には、依存する傾向が見られます。
特定の人に依存してしまうため、その人の言葉に素直に従いすぎてしまったり、嫌われたくないあまり自分の感情を抑え込み、無理して付き合い続けたりすることもあるほどです。
他人から見ると「無理しているな」とわかるのに、本人は「この人に嫌われたら自分を愛してくれる人がいなくなる」という恐怖から、離れられず依存してしまいます。
4.周囲の顔色を気にしすぎてしまう
愛情に飢えている人は、他人に嫌われたくないという気持ちが強いため、周囲の顔色を気にしすぎてしまうという特徴があります。
他人の言葉に一喜一憂して感情を振り回されてしまい、心身ともに疲れ切ってしまうことも珍しくありません。
また、相手に嫌われたくないという心理から「なんでもいいよ」「合わせるよ」という口癖を持っていたり、周囲の誘いを断れないという共通点を持つ人も多いです。
5.極端に自己中心的な行動をとることがある
周囲に嫌われたくないという気持ちが強い一方で、自分を理解してほしいという気持ちも強いのが愛情に飢えている人たちに共通した特徴です。そのため、時には極端に自己中心的な行動をとることもあります。
例えば、自分を守るために責任転嫁したり、自分の意見を理解してくれない相手を必要以上に責め立てたりすることがあります。
アドバイスが欲しいと自分から言ったにも関わらず、対立的な意見を述べると激しく噛みついてしまうこともあるため、自分から孤立状態を作ってしまう人も少なくありません。
大人になってから愛情不足を解消するため取り組むべきこと
大人になってから幼少期や思春期の影響で「自分が愛情に飢えている」と認識した場合、愛情に飢えた状態を解消し、より良い生き方をしたいと考える人も多くいます。
愛情に飢えている状態を解消したい場合は、まず以下の考え方や過ごし方を意識してみましょう。
- 自分と向き合い本来の自分を理解する
- 自分が本当に好きなことに没頭する
- 他人に依存せず自分の意志で行動する
- 積極的に自分の良いところや頑張ったことを褒める
- 相手からの見返りありきの考え方を見直す
愛情に飢えている人は、他人に依存したり他人の意見に振り回されている傾向にあります。そのため、まずは自分と向き合い、自分の意見や考え方、自分に合った生き方を考えてみましょう。
また、自己肯定感を上げるために、自分の好きなことに没頭したり、定期的に自分を褒める機会を設けることも積極的に取り組んでください。
愛情に飢えている人は自分を肯定することから始めよう
いかがでしたか。愛情に飢えている人は、他人に振り回されるような生活や習慣を見直し、自分を肯定することから始めてみましょう。自分を認めて向き合うことで、新たな生き方のヒントが見えてくるはずです。