目次
喪中は『あけましておめでとうございます』言っても大丈夫?
新年のあいさつといえば、「あけましておめでとうございます」ですよね。誰しもナチュラルに新年に使用する挨拶ですが、喪中期間は使用してよいものか悩むものです。喪中は「あけましておめでとうございます」という挨拶を使用しても問題ないのでしょうか?
喪中に新年の挨拶を避けるべき理由とは?
喪中期間中は、「あけましておめでとうございます」という挨拶はすべきではないとされています。その理由は、以下の通りです。
大切な肉親が亡くなって1年以内の期間であるから
喪中とは、喪に服している状態です。大切な肉親が亡くなって1年未満の期間なので、新年であっても「おめでとう」という挨拶は使用すべきではありません。新年のあいさつは、「おめでとう」という言葉を使わないよう心がけておこないましょう。
喪中であることをお互い把握している親族であれば、なおさら注意すべきです。傷心しきっている人もいる場合は、言葉には特に注意しましょう。
職場などでは、特に使用しても問題ないケースもある
職場となると、喪中であっても「あけましておめでとうございます」という言葉を使わないわけにはいきません。会社の人は、そこまで配慮してくれないことが大半です。
マナー違反であるという認識を持っていない人も多いので、会社など公の場では新年のあいさつを通常通り行っても問題ありません。
また、喪中であることを知らせておくことで、「あけましておめでとうございます」という挨拶を避けらる可能性は高まります。自分の身近な上司や同僚には、喪中である旨を伝えておきましょう。そうすることで、会社の人が配慮してくれる可能性は高まります。
喪中の挨拶は?
喪中時の挨拶は、以下のように行いましょう。
- 「おめでとうございます」を使わない挨拶を行う…「本年もよろしくお願いいたします」「昨年はお世話になりました」など
- 相手がこちらを喪中だと知らず年賀状を送ってきた場合は、寒中見舞いを送る
- 事前に喪中はがきを出しておき、自分が喪中であることを親しい人に知らせておく
喪中の挨拶は、喪中の自分だけでなく周囲の人も気を使います。お互い不快な思いをしないためにも、喪中時の新年のあいさつを行う際は注意しましょう。会社などには、喪中であることを引きずらず、ある程度気持ちを割り切って人と接することが重要になります。
まとめ
喪中では、新年のあいさつが通常時と異なることが多いです。そのため、双方に不具合が起きないよう注意しなければなりません。マナーや相手への配慮などを行い、周囲の人との関係にヒビを入れないよう注意しましょう。