掃除機で絶対に吸ってはいけないもの5選!危険な理由と対処法を解説

掃除機は、自宅を掃除するときに欠かせないアイテムです。小さなものをスッと吸ってくれるので、とても便利ですよね。しかし、掃除機で吸ってはいけないものを吸い込んでしまうと思いがけないトラブルを招くことも。掃除機を安全に長く使い続けるためにも、掃除機で吸ってはいけないものを把握しましょう。

掃除機トラブルの元凶!吸ってはいけないものとは

掃除機

掃除機は家の掃除に欠かせない家電です。チリやホコリ、髪の毛などを簡単に回収できるので非常に便利ですが、吸ってはいけないものを吸ってしまうと掃除機が故障してしまうことがあります。

実は掃除機は繊細な構造をしています。強力な吸引力を生み出すモーター、ゴミを集めるダストボックス、そして空気を濾過するフィルターなど、様々な部品が精密に組み合わさっているんです。だからこそ、想定外のものを吸い込んでしまうと、これらの部品に悪影響を及ぼし、最悪の場合は掃除機全体の故障につながってしまうのです。

掃除機を長く使い続けるためにも、どのようなものを吸ってしまうと故障の原因になるのか、しっかりと理解しておく必要があります。ちょっとした注意で、掃除機の寿命を大幅に延ばすことができるんですよ。

掃除機を壊してしまう吸ってはいけないもの5選

掃除機 女性

それでは、掃除機が壊れてしまう可能性のある、吸ってはいけないものを5つ紹介します。日常生活でよく目にするものも含まれているので、要注意です!

1.匂いが強いもの

匂いの強いものは、直接故障の原因にはなりませんが、吸ってしまうと元通りにならない可能性があります。代表的なものには以下があります。

  • カレー粉
  • 粉チーズ
  • シナモン
  • クミンパウダー
  • お香の灰

これらの匂いの強いものを吸ってしまうと、フィルターを洗っても臭いが取れず、日に日に臭いが強くなってしまうことがあります。例えば、カレー粉を吸ってしまった掃除機で部屋を掃除すると、カレーの香りが部屋中に広がってしまうかもしれません。最悪の場合、掃除機を使用するたびに異臭が放たれ、買い替えが必要になる可能性もあるのです。

2.水分

水分は掃除機にとって大敵です。水分を掃除機で吸ってしまうと、内部全体が濡れてしまい、非常に危険です。少量であっても水をはじめとした液体は掃除機で吸うべきではありません。注意が必要なものには以下があります。

  • 調味料
  • 飲料
  • こぼれたジュースやお茶

水分を吸うと漏電してショートし、発火する恐れがあります。例えば、子供がジュースをこぼしてしまった時、急いで掃除機で吸い取ろうとしてしまうかもしれません。でも、それは非常に危険な行為なんです。台所や洗面所周辺を掃除するときは、特に注意が必要です。湿っているものも水分同様、掃除機で吸わないよう配慮しましょう。

3.先がとがっているもの

先端がとがっているものは、掃除機のホースや内部を傷つける可能性があるため、絶対に吸うべきではありません。注意が必要なものには以下があります。

  • 爪楊枝
  • 先がとがったおもちゃ
  • 割れたガラスの破片
  • 裁縫用の針やまち針
  • 竹串

これらのものを吸ってしまうと、ホースが破れたり傷ついたりするため、買い直さなければならない可能性があります。特に、割れたガラスの破片は見落としやすいので要注意です。掃除機をかける前に、床に危険なものが落ちていないか、必ず目視で確認するようにしましょう。

4.ホース内で詰まる恐れがあるもの

ホース内で詰まる可能性のあるものも、掃除機にとっては大敵です。以下のようなものは、ホースで詰まったりフィルターの目詰まりの原因になる可能性があります。

  • 使い終わったティッシュペーパー
  • お菓子の袋
  • 大量のほこりやペットの毛
  • 裁縫などで使用する綿

例えば、使い終わったティッシュペーパーを掃除機で吸うと、ホース内で広がって詰まりの原因になることがあります。また、ペットを飼っている家庭では、大量の抜け毛がフィルターを目詰まりさせる可能性があるので、こまめにブラシで取り除くなどの対策が必要です。

5.生命力の強い虫

最後に、意外かもしれませんが、生命力の強い虫も掃除機で吸ってはいけません。特にゴキブリなどの生命力の強い虫は、掃除機で吸っても死なない可能性があります。最悪の場合、掃除機の中で繁殖してしまう危険性もあるため、掃除機での処理は避けましょう。

もし家の中で虫を見つけた場合は、虫取り用のスプレーや捕獲器を使用するなど、別の方法で対処することをおすすめします。

NGなものを掃除機で吸ってしまったときの対処法

万が一、NGなものを掃除機で吸ってしまった場合、どう対処すればいいのでしょうか。ここでは特に危険な水分を吸ってしまったときの対処方法について説明します。

  1. 使用後、掃除機本体の電源プラグを抜く(コードレスは本体からバッテリーを抜く)
  2. ホース・延長管・吸込み口を取り外す
  3. 取り外した部分の濡れている箇所を、布で拭き取って1日以上乾かす
  4. 十分乾かしてから、試運転を行う

正常に作動しない、異臭がするなどの異常があるならば、使用を中止して修理に出してください。修理にはお金がかかりますが、継続使用するとけがや火災の原因につながる可能性があります。

その他のNGなものを吸ってしまった場合も、基本的には同様の手順で対処します。ただし、先のとがったものを吸ってしまった場合は、ホースに穴が開いていないか慎重に確認しましょう。また、匂いの強いものを吸ってしまった場合は、フィルターを何度か水洗いする必要があるかもしれません。

 掃除機を長持ちさせるコツ!日々のお手入れ術

ほこりの詰まったフィルター

掃除機を長く使い続けるためには、日々のケアも重要です。以下のポイントを意識して、掃除機のメンテナンスを行いましょう。

  • ダストボックスやゴミパックは定期的に空にする
  • フィルターは使用頻度に応じて清掃や交換を行う
  • ブラシやホースに絡まった髪の毛や糸くずを定期的に取り除く
  • 使用後は適切に保管し、ホースを強く曲げたりしない

これらの簡単なケアを行うことで、掃除機の性能を維持し、長く使い続けることができます。

掃除機を味方につける!正しい使い方のすすめ

掃除を楽しむ人

掃除機は小さなゴミを吸収できる便利なアイテムですが、なんでも吸い込んでよいわけではありません。掃除機で吸えないものを正しく把握し、自宅にある掃除機を安全に、より長い期間使い続けましょう。日頃から床に落ちているものに注意を払い、掃除機をかける前に危険なものを取り除く習慣をつけることが大切です。

ちょっとした心がけで、掃除機の寿命は大きく変わります。安全で清潔な家庭環境を維持するために、正しい掃除機の使用方法を心がけてくださいね。きっと、あなたの掃除機も長持ちして、毎日の掃除がもっと楽しくなるはずです!

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