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夏大活躍だった扇風機!そのまま収納するのはNG!
夏場、涼しい風を運んでくれる扇風機は、どんな家庭でも大活躍だったのではないでしょうか?秋を迎え日増しに気温が低くなっていくと、扇風機を使う機会が減り始めます。そのため、扇風機を押し入れなどに収納しますよね。
しかし、真夏に使った扇風機をそのまま押し入れに入れてしまうのはよくありません。どのような処理を行ってから扇風機を収納すべきなのか、処理方法をまとめました。
扇風機をしまうときに必ずすべき『4つの処理』
扇風機を収納する前に実践したい処理とは、以下のものがあります。
1.ほこり取りや分解を含む本体メンテナンス
夏の期間室内で使用した扇風機には、一見なにも付着していないように思えます。プロペラを回して風を起こしているので、ほこりの付着とは無縁…というわけではないのです!
室内には、目に見えないほこりがたくさん浮遊しています。目に見えるものも含めると、想像以上のほこりが室内に充満しています。
- 扇風機カバー
- 操作パネル
- リモコン
- プロペラ部分など
扇風機をバラバラにして細部まで確認すると、想像以上にほこりがびっしりと付着しています。リモコン部分は、人の手が多く触れる部分なので垢や皮脂が付着しているため、汚れがより頑固になっているかも!
ほこりだけでなく、皮脂や垢といった汚れを落とさないまま扇風機を押し入れに入れてしまうのは、絶対にNGです。汚れをひと冬放置することで、頑固汚れになってしまいます。扇風機自体の寿命も短くなるので、収納前に必ずメンテナンスを行いましょう。
2.電源コードに異常がないかを確認
扇風機は電化製品なので、電気を使用して動くものが多いです。電源コードがあるものは、コードに異常がないかをたしかめておきましょう。
- コードが変形していないか…不自然に折れ曲がっていたり、コード内の組織が露出していないか
- プラグの変形の有無
- 正常に電気が通るかを運転で確かめる
電源プラグではなく電池で動くタイプの場合は、収納前に電池を取り外しておきましょう。
3.分解できるものはコンパクトにして、ひとまとめにする
扇風機は、ものにもよりますが押し入れ内の収納面積を多めにとることが多いですよね。背が高いタイプの扇風機の場合、そのままの状態では押し入れに入りきれないこともあるかもしれません。
扇風機は、プロペラやカバー部分など取り外しができる部分が数多くあります。収納時は収納場所の広さなどを考慮して、分解できるものが分解して収納するようにしましょう。
4.ほこりがかぶらないよう工夫し、収納する
せっかくきれいな状態にしても、扇風機ほこりをかぶってしまうと意味がありません。きれいにした扇風機は大きなポリ袋に入れるなどしてほこりをかぶらないよう工夫して収納しましょう。
扇風機をそのまま収納するとどうなるの?
扇風機のメンテナンスをせずに、夏使ってそのまま押し入れに収納してしまうと、以下のことが起きやすくなります。
- ほこり汚れが、頑固汚れになる
- モーター部分にほこりが蓄積し、翌年使用できなくなる可能性がある
- リモコンなど、頻繁に手に触れるものがベタベタになる
- 本体にほこりや汚れが蓄積することによって、寿命を縮める
扇風機の平均寿命は、約8年です。かなり長く使用できるものなので、毎年夏が終わったら入念にメンテナンスを行い、寿命までしっかりと扇風機を使用しましょう。
まとめ
夏季大活躍した扇風機を、使いっぱなしで押し入れなどに収納してしまうのはNG!収納前に、しっかりと扇風機のメンテナンスを行いましょう。