買ってはいけない食器7選!衝動買いで失敗しないためのポイントを公開

皆さんは食器を購入する際、どのようなポイントを重視して選んでいますか。衝動買いしてしまうと、ご家庭で「使いにくい」「こんな見落としポイントが…」と後悔することも多いですよね。そこで今回は買うべきではない食器の特徴や購入時のチェックポイントを紹介します。

増え続ける食器に注意!ライフスタイルを考えよう

食器は、自分で好みのデザインや使い勝手の良いものを選んで購入するだけでなく、結婚式の引き出物やお祝い、内祝いなどで贈られることも多いですよね。そのため、「気付いたら食器棚がいっぱいになっていた」「もう収納スペースがない」と感じた経験がある方も少なくないでしょう。

食器を購入する際は、使い勝手の良さやデザイン、仕様などをしっかり考慮して選ばなければなりません。衝動的に買ってしまうと、後々「使いにくい」「収納スペースだけとる」と後悔することになります。

実は、日本の平均的な家庭では、1人あたり約40~50点の食器を所有しているといわれています。これは、使用頻度の低い食器も含めた数字ですが、驚くほど多いと感じる方も多いのではないでしょうか。

後悔するかも…買ってはいけない食器7選

食器を購入する際は、自分のライフスタイルに合っているかどうかをしっかり見定める必要があります。以下では、買って後悔する可能性のある食器の特徴を紹介します。ぜひ参考にしてください。

1. 使用するイメージが湧かないサイズの食器

「デザインが可愛い!」「ユニークな形で面白い」と感じて衝動買いしてしまうことはよくあります。しかし、実際に使用するイメージが湧かない食器は、出番が限られ、収納スペースを無駄にしてしまうことに。普段使う料理を想像し、その料理に合うかどうかを考えてから購入することをお勧めします。

例えば、パスタ専用の大きな皿を購入したものの、実際にはパスタを作る機会が少ないという場合。このような食器は、使用頻度が低く、収納スペースを占領してしまいます。

2. 手持ちの食器から浮いてしまう色の食器

現在所有している食器と明らかに色合いやデザインが異なる食器は、食卓に並べると浮いて見え、違和感を覚えることがあります。「テーブルコーデを大切にしたい」「統一感を保ちたい」という方は、既存の食器と調和するかどうかをチェックしましょう。

食器の色は、実は料理の見た目や味の印象にも影響を与えるといわれています。例えば、白い食器は料理を引き立て、青い食器は食欲を抑える効果があるとされています。このような特性も考慮に入れて選ぶと良いでしょう。

3. 使用用途が1種類しか思い浮かばない食器

収納スペースを無駄にしないためにも、使用用途が限られている食器は避けるのが無難です。例えば、特定のスイーツ専用の食器は他の料理には使いにくく、使用頻度が低くなることが多いです。購入前に、複数の用途で使えるかを考えてみましょう。

多目的に使える食器の代表例として、どんぶりがあります。丼物はもちろん、サラダボウルやフルーツ盛り付け用としても活用できます。このように柔軟に使える食器を選ぶことで、収納スペースの節約にもつながります。

4. 割れやすい子ども用の食器

お子様がいるご家庭では、安全に使えるかどうかも大切なポイントです。割れやすい食器や重量のある食器は、子どもにとって扱いにくく危険なことがあります。特に小さなお子様には、割れにくいプラスチック製の食器が安心です。

子ども用の食器を選ぶ際は、落としても割れにくい素材や、持ちやすい形状のものを選びましょう。最近では、環境に配慮した植物由来のプラスチック製品も増えています。安全性と環境への配慮を両立した製品を選ぶのも良いでしょう。

5. 電子レンジや食洗機に対応していない食器

共働き家庭が増え、電子レンジや食洗機を使用する機会も多くなっています。これらに対応していない食器を購入すると、使い勝手が悪く、結果として出番が少なくなることに。電子レンジや食洗機に対応しているかどうかも、購入時の重要なポイントです。

特に注意が必要なのは、金や銀の装飾が施された食器です。これらは電子レンジ使用時に火花が散る可能性があり、危険です。また、木製の食器や漆器なども食洗機での使用は避けたほうが良いでしょう。

6. 重すぎる食器

見た目は素敵でも、重すぎる食器は使い勝手が悪く、特に高齢者や子どもにとっては扱いづらいものです。食事の際に持ち上げるのが大変だったり、洗い物の時に負担になったりします。

例えば、陶器や磁器製の大皿は見た目は豪華ですが、料理を盛り付けるとかなりの重量になります。普段使いの食器選びでは、軽くて扱いやすい素材を選ぶことも大切です。最近では軽量磁器など、見た目と使いやすさを両立した製品も増えています。

7. 手入れが難しい食器

デザイン性の高い食器の中には、特殊な素材や加工が施されているものがあります。例えば、金彩や銀彩を施した陶器や、繊細な木目が美しい木製食器などです。しかし、これらの食器は日々の手入れが難しく、長期的に見ると美しさを保つのが大変です。

特に漆器は、使い方や手入れ方法を誤ると劣化が早まってしまいます。普段使いの食器としては、簡単にお手入れできるものを選ぶことをおすすめします。

食器を買うときにチェックすべきポイントとは?

食器売り場

食器を購入する際は、家庭のライフスタイルに合っているか慎重に見極めることが大切です。以下のポイントを基準にすると、購入の失敗を減らせるでしょう。

  • 食卓に出す頻度の高い料理に適したサイズ感か
  • 収納するスペースがあるか
  • 1種類の食器でどのくらいの使用用途があるか
  • 自宅にある食器と合わせてテーブルコーデしやすい色合いか
  • 誰が使うのか(対象人物に合った重量感や食事中の使用感)
  • 電子レンジや食洗機に対応しているか
  • 手入れや洗浄が簡単か

最も大事なことは、購入した食器を実際に頻繁に使えるかどうかです。普段の食生活や家族構成、調理方法を考え、使いやすさとデザインのバランスが取れた食器を選びましょう。

また、食器の素材によっても特性が異なります。例えば、陶器は保温性に優れていますが重さがあり、ガラスは軽くて洗いやすいですが熱や衝撃に弱い傾向があります。このような特性も考慮に入れて選ぶと良いでしょう。

食器は衝動買いせずに使い勝手の良さを考えて選ぼう

キッチン 収納

いかがでしたか。食器は「なんとなく」で衝動買いしがちなアイテムですが、収納スペースは限られています。だからこそ、使い勝手を重視して選ぶことが大切です。

最後に、食器選びの際のちょっとしたコツをお伝えします。お店で食器を選ぶ時は、実際に手に取って重さを確認したり、縁を触って滑らかさを感じたりしてみましょう。また、家族で使う食器なら、家族の意見も聞いてみるのもいいかもしれません。

ぜひ慎重に選んで、毎日の食卓を彩るお気に入りの食器を見つけてください。適切な食器選びが、より豊かな食生活につながることを願っています。

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