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敬老の日、どんなものを贈ってもよいわけではない!
毎年9月の第3月曜日は、敬老の日です。敬老の日は、祖父母などの年齢を重ねた人に対して、敬愛と長寿を祝う日とされています。
大好きなおじいちゃんやおばあちゃんのためにと、プレゼントを渡すのは非常によいことです。しかし、どんなものを贈ってもよいわけではありません。敬老の日にふさわしくない贈り物とは、どのようなものが挙げられるのでしょうか?
敬老の日にNGな『プレゼント』5選!
敬老の日に贈るべきではないプレゼントとは、以下のものが挙げられます。
1.名称に「下」がつくもの
「下」という字を含んでいるものは、特別頼まれない限りプレゼントとして渡すのはおすすめできません。
- 靴下
- 下着など
相手を「下に見ている」「見下している」という意味を持っているため、贈られた相手から悪い印象を持たれてしまいます。特に年配の人は上記のようなことに配慮できていない相手に対して、厳しい意見を言う人もいます。双方が嫌な気持ちにならないためにの、知っておきたいマナーです。
2.寝具類
寝具類は、「寝付く」「寝たきり」などを連想させやすいです。特に年齢を重ねて病院通いが頻繁だったり定期的になっている人は、贈られると嫌な気持ちになることが多いので注意しましょう。
- パジャマ
- 枕
- シーツ
- 布団類など
消耗品だとしても、悪い印象を持ってしまう可能性があるので、寝具を贈り物に選ぶときは慎重になるべきです。相手から頼まれたり、高級なものだからぜひ贈りたいときなどは、相手からの同意を得れ贈るようにしましょう。
3.死を連想させるもの
死を連想させるものは、敬老の日の贈り物に不適切です。
- 仏具や墓石など
- 死神や仏様など
- 骸骨など
終活プランの組み立てを提案するなどは、もってのほか!すべきことだと思っていたとしても、敬老の日にわざわざ話題に上げるようなことではありません。そういったことは、本人に任せましょう。
4.縁起が悪いもの
縁起が悪いものとは、以下のものを指します。
- くし…苦や死を連想
- はさみや包丁などの刃物…縁が切れるということを連想
- ハンカチ…手布→手切れ→縁が切れることを連想
- 4個、9個入りの商品を贈るなど
宗教上で縁起が悪いとされている数字の贈り物をするのは、避けたいところ。相手の宗教にも配慮した、贈り物選びを心得てください。
5.使い古しのもの
敬老の日い限らず、使い古しのものを他者に贈るのはNG。高級なものだったり、一度しか着用していないものであっても、特別な日の贈り物にすべきではありません。
敬老の日におすすめの贈り物
敬老の日におすすめの贈り物は、以下の通りです。
- ご当地のおいしいものやお菓子など、特別な調理をせずに食べられるもの
- 老眼鏡や杖など、必要に応じた生活を補助するもの
- 趣味で使うもの…釣り竿やお花など
- 体験ギフト
- 選べるギフトなど
お世話になっているおじいちゃんやおばあちゃんが喜ぶものがどんなものなのかを、しっかりと考えて贈り物を選ぶことが重要です。
まとめ
敬老の日に贈るべきではないものは、複数あります。相手が不快な思いをしてしまわないよう、敬老の日に贈ってはいけないものを事前に把握しておきましょう。