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「IQ」とは100を基準とした知能を表す指数
「IQ」とは、「intelligence quotient(知能指数)」の略語です。よく「IQが高い」「IQが低い」という会話が出ますが、これは知能指数100を基準として、数値が大きいほど知能指数が高く、反対に低いほど知能指数が低いことを示しています。
知能指数とは「勉強ができるかどうか」ではなく、物事や情報を正しく分析し、論理的に考え、結論を出すことができるかどうかを測ることが多く、日常生活においてもこの能力はあらゆる場面で見られます。
例えば、IQが高い人は会話の内容を素早く分析し理解することができたり、相手に話す際もわかりやすく簡潔に伝えることができるといった特徴が見られます。
高い人との違いは?『IQが低い人』の特徴5つ
IQが高いと一般的に人間関係を円滑に進めやすかったり、仕事において作業効率が良かったりとメリットが多く見られます。では、『IQが低い人』は高い人とどのような違いがあるのでしょうか。共通する特徴を見ていきましょう。
1.話にまとまりがなく伝えることが苦手
IQが低い人は、自分が相手に伝えたい内容を正確に分析し、簡潔にまとめることが苦手なため、話にまとまりがなく、伝えることが苦手な傾向にあります。
そのため、IQが高い人が話せば簡潔に終わる話も長々と話してしまい、結果的に相手が要点を理解しにくくなる、といった特徴が見られます。
2.論理的に考えずに感情的になりやすい
IQが低い人は、IQが高い人のように物事や情報を分析して理解し、論理的に結果へと導くことが苦手です。そのため、考えている最中に思考を停止してしまい、感情的に結論を出す点も共通しています。
「どうすればより良い結果を生み出せるか」を情報を精査して考えるのではなく、「なんとなくこの方法がいい気がする」というように直感で行動しまう傾向が強いです。
3.得た情報を鵜呑みにして信じてしまう
IQが低いと、得た情報を分析したり精査したりする思考力が弱いため、情報が本当が偽物かを考えずに鵜呑みにしてしまう傾向が見られます。
テレビやネットニュースなどから得た情報を「そうなんだ!」と素直に受け止めてしまい、その情報が間違っているかもしれない、他の情報と矛盾点があると考えずに信じ込んでしまうのです。
4.困難に当たった時にすぐ諦めてしまう
今取り組んでいることが困難に当たった時、皆さんはどのように次の行動を起こしますか。IQが高い人は、困難を乗り越えるために必要な情報を集め、分析し、自分が思い描く結果へ導くために熟考するでしょう。
しかし、IQが低い人は深く考えることを苦手としているため、すぐに考えることを諦めてしまう傾向があります。無難な方向へと進めたり、他の人に任せてしまう姿がよく見られるでしょう。
5.自分から行動せず他人任せが多い
IQが低い人は、自分で考えて行動するよりも、人から指示を受けて行動することを好みます。これは、自分で「考える」という過程を苦手としているからです。
与えられた仕事も難しいと感じると他の人に任せてしまったり、自分で考えずに他人の考えを頼りにしたりすることも多いでしょう。
大人でも遅くない!今からIQを上げる方法は?
IQは子ども時代の過ごし方や親の教育が影響していると思われることが多いです。しかし、大人になってからも生活習慣を意識的に変えるだけで、IQを上げることはできます。
- 運動や読書をする
- あらゆるジャンルの情報を得る
- 疑問に思ったことは自分なりに調べてみる
- 脳トレ系の遊びやゲームをやってみる
- 1日に5分程度でも瞑想の時間を取り入れる
- 睡眠時間を7〜8時間確保する
常に頭脳をフル回転させられる状況を作るため、運動を日課にしたり、考えを整理するために瞑想時間を取り入れたり、頭をしっかり休める睡眠時間を確保することは重要です。
また、偏った情報ではなくあらゆる情報を得るために読書したり、さまざまなジャンルのネットニュースを見たりして、自分なりに思考する習慣をつけましょう。
日常の中で些細な疑問を感じた際も、そのまま見逃すのではなく、自分なりに調べて情報を分析し、自分が答えを導き出すという流れを身につけます。すると、いざという時にそのスキルが自然と発揮されやすくなります。
日頃から頭脳を使う習慣を意識的に取り入れよう
いかがでしたか。日頃から情報を集めたり、その情報を精査して自分の糧とするなど、頭脳を使う習慣を身につけておくことで、IQを上げることが可能です。ぜひ今回紹介したIQを上げる方法を参考に、自分なりに意識改革を行ってみましょう。