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ガラケーってどんなもの?流行はいつ?
ガラケーとは、ガラパゴス携帯電話の略で、スマホが登場するひとつ前の世代の携帯電話を指してます。独自の生態系をたどったガラパゴス諸島と、携帯電話の進化を重ね合わせてできた、日本独自の造語がガラケーです。
操作方法はスマホほど複雑ではなく、通話やメールを主としています。ネットも使えますが、連絡を取り合う目的で持っていた人が非常に多いです。1990年代後半から2000年代に流行しました。
ガラホって?ガラケーとなにが違うの?
ガラホとは、ガラケーとスマホのいいとこどりをした携帯電話です。
- 携帯の形状はガラケー…プッシュ式のボタンで、折り畳み可能
- OSはスマホ…Android搭載でアプリ対応
ガラケーを使いなれているからいきなりスマホにするのが抵抗があるという人でも、使いやすい形状の携帯電話です。
ガラケーとスマホの違いとは
ガラケーとスマホには、以下のような違いがあります。
操作方法の違い
ガラケーとスマホの大きな違いの中でも、操作方法は大きく異なっています。
- ガラケー…ボタン操作が主流
- スマホ…タッチパネルが圧倒的多数
使いやすさは、ユーザーによって分かれます。タッチパネルは壊れやすいという噂が一瞬流れましたが、ガラケーのボタンも壊れないわけではありません。要は使い手がどれくらい大切に使用するかにかかっている、という部分が大きいです。
データ容量の違い
データ容量の違いも、ガラケーとスマホの大きな違いといえます。
- ガラケー…8GBほど
- スマホ…32~512GB、多いものは1TBのものもある
データ容量が低いということは、動画や画像を大量に取り込む人にとってはガラケーは使い勝手が悪いものになってしまうかもしれません。逆に、そういったものはあまり興味がないという人は、スマホではなくガラケーが使いやすい可能性もあります。
利用できるアプリの量の違い
アプリは昨今必須となっている人が多いので、使用できるものに制限がかかってくると使い勝手が悪いと思う人が多いかもしれません。
- ガラケー…Google Play非対応
- スマホ…基本的になんでも使える
ガラケーでは、LINEが使用不可となります。LINEに縛られたくない、アプリは使用していないという人であれば、ガラケーは不便なく使用できます。
しかし、昨今は若者だけでなく中高年もアプリを使いこなしている人が大半です。スマホを持ちつつ、ガラケーは会社用などのサブ機として持っているという人もいます。
本体代金の違い
ガラケーとスマホは、本体料金も大きく異なります。
- ガラケー…基本的に3万円前後であることが多い
- スマホ…2万円台から、高いものは15万円前後になるものもある
ガラケーは機種ブランドで購入することは少ない傾向があります。しかし、スマホは機種を販売しているブランドによって、大きな金額の差が出ることが少なくありません。最新機種は10万円を超え、それを購入するために行列ができることもしばしばあります。
カメラの画質の違い
カメラの画質の違いも、ガラケーとスマホでは見られやすいです。
- ガラケー…画質はそこまで高くない
- スマホ…画質を売りにしているものが販売されるほど、高画質のものが多数販売されている
スマホは、機種によっては1千万画素を超えるものも販売されています。より美しい写真を撮りたい、残したいという人は、スマホを利用するのがよいでしょう。
ガラケーを使うメリット
ガラケーを使用するメリットは、以下の通りです。
- ボタン操作なので、ミスタッチが少ない
- 操作がシンプルで、すぐに使いこなせる
- 電池の持ちがいい
- 無駄な機能がついていないので、料金が安くなる可能性が高い
ガラケーとスマホで唯一ほとんど変わらないのが、通話の音声です。電話専用だったり、連絡手段がメールで、携帯電話は必要最低限の機能が備わっていればいいという人はガラケーがおすすめです。
まとめ
ガラケーとスマホには、いろいろな違いがあります。自分の携帯電話の使用方法を客観的に見て、ガラケーとスマホのどちらを使用するかを見極めましょう。