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BBQには、守るべきマナーがある!
みんなでワイワイ囲むBBQ、楽しいですよね!夏といえばBBQという人も、少なくなのではないでしょうか?しかし、BBQはなんでもアリというわけではありません。やってはいけないタブーに手を出してしまうと、けがをする恐れがあるので注意しましょう。
BBQでやってはいけない『7つのタブー』
BBQですべきではないタブーとは、以下のものがあります。
1.着火剤外のものを使って火をつけようとする
なかなか炭に火が着かないと、イライラしてしまい、着火剤外のものを入れてしまうのは非常に危険です。
- ガソリン
- 灯油など
揮発性のものを燃料に使用すると、大爆発を起こす恐れがあります。
2.生肉に触れたトングや菜箸で焼けた肉を取る
BBQで使うトングや菜箸、使い分けできていますか?
- 生の肉を焼くためのもの…肉の細菌が付着している恐れがある
- 焼けた肉を取り分けるためのもの…直接口をつけていない限り、細菌の付着の可能性は低い
上記のように、生の肉にはカンピロバクターなどの細菌が付着しているため、焼けた肉を取り分けてしまうと細菌が体内に入ってしまう原因につながります。
3.燃えてる火をうちわで扇ぐ
燃え盛る炎に向かって風を送ってしまうと、火が大きく燃え上がってしまう恐れがあります。近くにいる人の衣類などの引火物に燃え移ってしまうと、一大事です!炎が小さくなっているときに火をうちわで扇ぎたいと思ったら、近くの人に距離を取るように声をかけましょう。
4.缶詰のものを直火にかける
缶詰のものを直火にかけてしまうと、以下のことが起きる恐れがあります。
- 缶詰の変形、場合によっては破裂
- 有害物質が食材の中ににじみ出てしまう可能性がある
- 発火や異臭が生じる
缶詰を未開封のまま加熱し続けてしまうと、破裂する可能性が高いので非常に危険です。
5.生ものを常温放置する
BBQを楽しむために買いそろえた肉や魚などの生鮮食品を、クーラーボックスなどの温度が安定している保冷バッグから出して常温放置してしまうのはNG。食材が劣化する原因につながります。
6.住宅街でBBQをする
BBQは、煙やにおいが出るものです。そのため、河川敷やキャンプ場の特設ブースではない場所でBBQをする場合は、周囲の環境に配慮する必要があります。住宅街の真ん中の中庭などでBBQをすると、周辺住民に迷惑が掛かってしまうのでNG!
7.使った炭を放置
使用した炭は、完全に火が消えるまで待つか、火消壺に収納するのがマナーです。そのまま放置してしまうのはよくありません。
- 火が着いたまま…発火やけがの原因につながる
- 水をかけただけの炭…炭の中に火が残っているため、発火の危険性アリ
使用した炭は、網と一緒に最後まで責任をもって処理しましょう。
BBQを安全に楽しむコツ
BBQを安全に楽しむために守るべきことは、決して難しいものばかりではありません。
- 火をつけるときは、着火剤を使用する
- 着火に新聞紙を使用するときは、風向きに注意する…風下に人がいたら、火が着いた新聞が人に当たってしまう恐れがある
- トングや菜箸はしっかりと使い分ける
- 近隣住民の迷惑にならない場所でBBQを楽しむ
- 食材を安全に確保しておく
- 直火にかけてよいものといけないものを、しっかりと区別しておく
- 責任をもって後片付けを行う
BBQを楽しむための基本的なマナーを身に着け、夏の思い出を作りましょう。
まとめ
BBQを楽しむためには、やってはいけないタブーを把握し、マナーを身に着けておく必要があります。楽しい思い出を作るためにも、知識を蓄えておきましょう。