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感情表現が苦手…原因は?
感情表現が苦手だと感じている人は、以下のことに心当たりがないか確認してみてください。
- 感情を素直に表現したら、全否定されたことがある
- 遠慮がちな性格
- 自分の感情と顔の表情が不釣り合いではないかと、不安になりやすい
- 感情を表に出すメリットがないと感じている
感情表現をするのが苦手な人は、感情を表に出すことへの不安やデメリットを感じるような出来事を経験したという人が多い傾向です。
『感情表現が苦手な人』の特徴5つ!
感情表現が苦手な人に見られやすい特徴は、以下の通りです。
1.声のトーンの変化や喜怒哀楽の表現が薄い
内心では、周囲の人と変わらないくらい喜怒哀楽が変化していたとしても、外見に変化がない場合は感情が乏しい印象を持たれやすいです。
- どんな場面でも、声のトーンが変わらない
- 自分が思っているほど、喜怒哀楽が表面に出ていない
自分の表情を客観的にとらえるのは非常に難しく、声のトーンも同様に周囲と自分自身の認識に差が出ることがあります。
2.周囲の目や評価を、気にしすぎてしまう節がある
周囲の目や評価を過剰に気にしてしまうと、感情表現しにくくなります。
- 批判や陰口を言われないか、気になって仕方がない
- 感情表現を間違ったら、評価が落ちてしまう気がしてならない
相手に失礼ではない感情表現は、全く問題ありません。どんな行動を取っていたとしても、どこかで誰かが文句や陰口を言うのはよくあることです。
3.相手が想像しているリアクションを取ることができない
相手の話に合うリアクションをとっさにとれない人も、感情表現は苦手だと感じやすいです。
- 性格上、リアクションが薄い…感情の起伏があまりない
- どうリアクションを取るべきか悩んでしまい、周囲から出遅れて浮きがち
- どんな表情をすべきかわからず、固まってしまう
相手の気持ちを大切にしたいと思うあまり、感情表現が遅れがちになる人もいます。
4.相手の話を聞くときや楽しい雰囲気のときなど、無表情になりがち
ふとしたときに、すぐに無表情になってしまう人は、相手から感情表現が乏しい人だと思われてしまうことがあります。
- 面白かったこと、楽しかったことを無表情で聞く
- 相手が悲しんでいるとき、どんな表情をすべきかわからず、無表情になりがち
無表情になることで話している人が冷静さを取り戻すきっかけにつながることもありますが、共感してほしい話だったのに無表情で聞かれてしまうと、気持ちがなえてしまうので注意!
5.自分の気持ちをどう表すべきか悩んでしまう
自分の中では喜怒哀楽がしっかりしているけれど、それをどう表現すべきかわからない人も、感情表現が苦手であることが多いです。
- どんな表情をすべきか、見極めるのに時間がかかる
- 自分の感情を表現する、適切な単語が出てきにくい
表面に感情が出ないと、周囲の人に自分の気持ちが伝わりにくくなってしまいます。
自分の気持ちを素直に伝えるために意識すべきコト
自分の気持ちを素直に伝えるために意識したいことは、以下のことがあります。
- 自らの感情と、しっかりと向き合う
- 少しオーバーにリアクションしてみる
- 他者とのつながりが持つメリットを書き出してみる
- どうしても対面で喜怒哀楽を表現するのが苦手な場合は、手紙やメールでやり取りするなど
自分の気持ちを素直に相手に伝えるのは、苦手な人にとっては一苦労です。まずは自分が取り組みやすいと思えるものに着手し、現状を変化させましょう。
まとめ
感情表現が苦手なことは、決して悪いことではありません。自分にあった方法で改善を目指し、周囲の人とのつながりを大切にしましょう。