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炊いたご飯を炊飯器に入れっぱなしにしても大丈夫?
ご飯を炊いたら、保温で温かい状態をキープしますよね。保温機能は、ずっと入れっぱなしにしておいてよいものではありません。では、どの程度の期間炊飯器にご飯を入れっぱなしにしておいてもよいのでしょうか?
炊いたご飯、炊飯器に入れておいていい期間とは?
炊いたご飯を、炊飯器に入れっぱなしにしておいてもよい期間をまとめました。
炊いたご飯を保温状態で炊飯器に入れっぱなしにして大丈夫な期間
ご飯を炊いた後、保温機能を使ってご飯を温かい状態にキープしておくことは、決して悪いことではありません。しかし、長時間の保温は厳禁!
具体的な保温期間の目安は、5~6時間が一般的です。そのため、理想は家族が一食で食べきれる量を炊飯するよう調整しましょう。最大でも24時間が目安なので、余ったご飯は次の食事で消費しきるようにすれば、ご飯が劣化せずに美味しく完食できます。
長期間ご飯を保温するとどうなるの?
上記の目安の保温時間を大幅に超える期間、ご飯を炊飯器で保温してしまうと、ご飯に以下のようなことが起きやすくなります。
- ご飯の水分が飛んで、カリカリになる
- ご飯がパサつきやすくなる
- ご飯に炊飯器のふたの水分が付着し、べちゃべちゃになる
- ご飯の色が、黄色っぽく変化する
ご飯粒の水分が飛んでカリカリになってしまったものは食べられませんが、そのほかの上記で紹介している変化であれば、ご飯を食べることは可能です。しかし、見た目や食感を大きく損なってしまっているため、なかなか箸が進まないかも…。
ご飯が大量に余ったら、そのまま何日も保温するのではなく、食べられない量を冷凍保存したほうが長期間美味しい状態を保てますよ。
炊飯器に入れっぱなしたご飯、食べるのは危険なサイン
ついうっかり炊飯器にご飯を入れっぱなしにしてしまって、数日が経ってしまった!そんなときにチェックしたい、食べるべきではないご飯の特徴をまとめました。
- カビが生えている
- カリカリに乾燥しきっている
- ねばねばしている
- 異臭がする…酸味の強い臭い・納豆臭
普段のご飯には見られない変化がある場合は、炊飯器内のご飯を食べるべきではありません。保温しておけばいつまでも美味しい状態がキープできると思い込んでしまうと、ご飯を大量に破棄しなければならなくなってしまいます。
姿形や臭いが変化したご飯を食べてしまうと、食中毒を起こす可能性があるので非常に危険です。
まとめ
炊飯器で保温しているご飯は、劣化しないわけではありません。炊飯できたご飯は早めに食べきるよう配慮し、食べきれないご飯は早めに冷凍して鮮度をキープしましょう。