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すぐ自分の意見を引っ込めてしまう
自分の意見を全く持っていないわけではないけれど、自分の意見を他人に言っていいのかわからない。自分の意見をすぐに引っ込めてしまう人には、複数の特徴があります。心理も同時にチェックし、意識すべきことを自分の中に取り入れていきましょう。
『言いたいことがあるのに言えない人』の心理や特徴4つ!
言いたいことがあるのに言えない人の心理や特徴は、以下のものがあります。
1.自己肯定感が低い
自己肯定感が低い人は、自分の意見を周囲に言わないことが多いです。
- 自分の意見は取るに足らない小さなものだと、過小評価してしまう
- ほかの人の意見の方が素晴らしいに違いないと思っている
- 自分の考えを言葉に出して誰かに伝えることそのものに、大きなプレッシャーを感じる
周囲の人から促されても、なかなか自分の意見を口にできないことも多々あります。自信がないため、発表するときも声が小さく、一部の人からの印象が悪くなってしまうことも少なくありません。
2.プライドが高い
プライドが高い人は、自分の意見を言わないことが多いです。
- 自分の意見を、他人から否定されるのが許せない
- 自分より優れた意見が出る可能性があり、自分の意見が覆るのを目の当たりにしたくない
- 沈黙を守り、周囲の人の意見を聞いて様子をうかがいたい
自分の意見が通りそうか、尊重してもらえそうかとういう点を重視しているので、すぐに意見は出さない傾向があります。
3.他人の意見に乗っかっておくほうが楽だと思っている
自分の意見を出して周囲の人と話し合いをするよりも、出た意見に乗っかっていた方が楽だと感じている人もいます。このタイプの人は、自分の意見を持っていないわけではありませんが、かたくなに自分の意見を言おうとはしません。
早く会議を終わらせたい、解放されたいと思う人ほど、自分の意見は言わない傾向があります。
4.他人から嫌われることに対する恐怖心を持っている
自分の意見を言うことによって、周囲の人から嫌われてしまうのではないかという恐怖心を持っている人も、自分の意見は言わないことが多いです。
- 先輩から目をつけられたり、厳しく指導されてしまうかもしれない
- 同僚から嫌われたり、異質な人間を見るような視線を浴びてしまうかもしれない
- 後輩から馬鹿にされてしまうかもしれないなど
心配しすぎなのではないかと思うほど、他人から嫌われることを嫌う性質がある人は要注意!
自分の考えをしっかりと伝えるために意識すべきこと
自分の考えを相手にしっかりと伝えるためには、以下のことを意識してみてください。
- 簡潔に物事を伝えるよう、意識する
- あいまいな表現方法は避け、相手が納得できるようまとめる
- 質問されたことに答えられるよう、しっかりと準備しておく
- 相手に伝わるよう、専門用語や難しい言葉は使わない
- ハキハキ話して、聞き取りやすい声量で発表する
相手になにかを伝えるときは、できるだけ堂々とした姿で発表しましょう。そうすることで、自信を持ちやすくなります。
まとめ
言いたいことが言えないとなると、相手との意思疎通ができない場合があります。意見を求められたときには自分の意見が述べられるよう、常に自分の意見を持つような習慣を持ちましょう。