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ちょっと待って!そのエアコン使い続けて大丈夫?
6月に入り、少しずつジメジメとした暑さが到来し始めています。今の時期、暑い夏が本格的にやってくる前に、ご自宅のエアコンに不具合が生じていないか確認することが推奨されています。
エアコンの動作確認を行うために稼働させると、ご家庭によってはエアコンに不具合が見られるケースも少なくありません。その不具合、そのままにしているとある日突然故障してしまうかもしれません!
暑い夏が本格的に到来する前に、確認できた不具合はきちんと対処したり業者さんに修理してもらったりと万全の準備を整えておきましょう。
買い替えやお手入れを!使ってはいけない『エアコン』5選
もしも下記のような特徴がエアコンに見られた場合、そのまま放置していると暑い夏場に突然故障してしまう恐れがあります。今すぐお手入れや対処法を実践したり、必要に応じて買い替えも検討してください。
1.エアコンを稼働させると異音が聞こえる
久しぶりにエアコンを稼働させると、「ゴゴゴゴ…」と低い異音が聞こえることはありませんか。エアコンを稼働させた際に異音が生じる場合は、本体内部でなんらかの不具合が生じている恐れがあります。
基本的に異音が生じる原因は、埃などがフィルターに被っているため、風を室内に送り込みにくくなっていることが理由です。まずはエアコンのお手入れを行い、それでも改善されない場合は点検してもらいましょう。
2.エアコンから異臭が漂ってくる
エアコンを稼働させた際に、何か生臭いような湿気が漂う異臭を感じることはありませんか。これは、使っていない期間にエアコン内部にカビが発生していたり、細菌が繁殖している恐れがあります。
こちらもまずはフィルターの掃除やカビの除去作業を行い、再びエアコンを稼働させてチェックしてください。
3.エアコンを稼働させると水漏れを起こす
エアコンを稼働させた時、どこからか水がポタポタと落ちてきたり、風に乗って水が当たる感覚を覚えたりした経験を持つ人もいるでしょう。
この場合は、ドレインホース部分で不具合が生じていたり、室外機が傾いているために水をうまく排出できず水漏れが生じている恐れがあります。
どちらが原因にせよ、個人では対処が難しい状況です。メーカーや修理業者に問い合わせて原因を探り、原因に応じた処置を行ってもらいましょう。
4.エアコンを稼働させるとブレーカーが落ちる
エアコンを稼働させた際にブレーカーが落ちてしまう場合は、契約アンペア数が足りていなかったり、エアコンが古いために余計な消費電力がかかっている可能性が考えられます。
故障ではありませんが、古い型式のエアコンを使い続けていると、ある日突然故障してしまったり、電気代が必要以上に高くかかってしまう原因となります。
すでに7年以上が経過しているエアコンで不具合が発生した場合は、最新型のモデルに買い替えた方が使い勝手も良く、電気代節約にも繋がるため、トータルでお得になるケースが多いです。
5.運転ランプが点灯している
エアコンによっては、エアコン本体に以上が生じた場合、運転ランプが点灯するように作られていることがあります。
この場合は取扱説明書を読むことで原因ごとの対処法を知ることができるケースが多いので、まずは取扱説明書を確認し、自分でできる範囲の対処法を試してみましょう。
自分で対処しても改善されなかった場合は、メーカーや修理業者に取り合わせて対応してもらう必要があります。
異常サインが見られたら…ご家庭でできる対処法は?
エアコンを稼働した際に、上記で紹介したような異常サインが見られた場合、自分でどのような対処法が実践可能なのでしょうか。
- エアコンの取扱説明書を確認して指示通りに対処する
- エアコンの内部を掃除する
- エアコンの室外機周りを掃除する
- メーカーに点検・修理を依頼する
まずはフィルターなどのエアコン内部をお手入れすることが最優先です。その上で再度稼働させた際に不具合が改善されなかった場合は、取扱説明書を確認して指示通りに対処したり、外に設置されている室外機に不具合が生じていないか確認しましょう。
自分でできる対処法を実践しても改善されない場合は、原因をより詳しく突き止めて適切な対処を専門家に行ってもらう必要があります。メーカーに問い合わせたり修理業者に依頼したりして対処してもらいましょう。
夏が本格的に到来する前にエアコンの動作確認を!
いかがでしたか。暑い夏が本格的に到来してから不具合が生じると、しばらくの間、暑い部屋で過ごさなくてはなりません。夏が到来する前にエアコンの動作確認を行い、不具合が生じた場合は予め対処しておきましょう。