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炊き立てのご飯がべちゃべちゃ…どうして?
炊き立てでふわふわつやつやのはずお米が、炊飯器のふたを取ってみるとべちゃべちゃに仕上がっているとなると、困ってしまいますよね。どうしてお米がべちゃべちゃになってしまうのか、原因をチェックしてみましょう。
炊いたご飯がべちゃべちゃになる『ダメ行動』5選!
炊いたご飯がべちゃべちゃになってしまう原因は、以下のものがあげられます。
1.水分量が多すぎる
ご飯を炊くときの水分量が多すぎると、炊きあがりがべチャッとしてしまいやすいです。基本的に、お米を炊くときは内釜についているメモリ通りに水を入れるようにしましょう。
また、お米の量が適切ではないという可能性もあります。カップで1合ずつすくうと、お米同士の間に空気を含んでしまうので、1合だと思ったお米の量が実は少なかったということがあります。
カップでお米をすくったら、トントンとカップをテーブルなど平らなところにちょっと衝撃を与えながら置くと、正しい量が計測できますよ。
2.浸水時間が長すぎる
お米の浸水はご飯の仕上がりをアップさせるために重要なステップですが、浸水時間が長すぎるとお米が水分を吸いすぎてしまいます。
- 通常…30分程度
- 冬場…1時間程度
上記の時間を大幅にオーバーする時間お米を浸水させてしまうと、仕上がりが悪くなります。タイマーを設置するなどして、お米の浸水時間を見過ごさないようにしましょう!
3.炊きあがったあとの蒸し時間が長い
お米が炊き上がったら、蒸し機能がついていない炊飯器を使用している場合は蒸すひと手間を加えると、ふっくらと美味しいご飯が炊けます。しかし、浸水時間同様に蒸し時間が長すぎると、お米がべチャッとした仕上がりになりやすいので注意しましょう。
お米の蒸し時間の目安は、10~15分程度です。
4.お米自体に問題がある
浸水時間や水の量、蒸し時間に問題がないときは、お米の状態をチェックしてみましょう。
- お米がかけている
- お米が割れている
- お米そのものが非常に小さい
- お米を研いでいる衝撃で、お米に亀裂が入るなどのダメージが蓄積されている
お米そのものに問題があるとなると、炊きあがりがどうしてもべちゃべちゃになってしまいます。
5.お米の炊き方を間違ている
お米のとぎ方を間違えていると、お米に大きなダメージが加わってしまいます。お米を正しく炊く方法を身に着けて、ご飯をおいしく炊き上げましょう。
ごはんの正しい炊き方
ご飯の正しい炊き方は、以下の通りです。
- 正しい量を計量する…多すぎず少なすぎない量を計る
- お米をボウルに入れ、一回水に浸してすぐに水を捨てる
- もう一度水を入れ、数回大きくかき混ぜたら水を捨てる
- 再度水を入れ、お米全体を優しくかき混ぜる
- 5回ほど洗い作業を行い、お米を水に浸ける
- (通常時であれば)30分ほど浸水時間を取り、内釜にお米をいれて規定量の水を入れ、炊飯ボタンを入れる
- お米が炊けたら10分蒸らして、お米を窯の底からかき混ぜる
正しいご飯の炊き方は、身についてしまえば難しいものではありません。おいしいご飯を炊くためにも、ぜひ身に着けておきましょう。
まとめ
炊き立てのご飯がべちゃべちゃになってしまう原因は、いろいろなものが考えられます。お米の炊き方や状態、浸水時間や蒸し時間に注目し、おいしいお米を炊きましょう!