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電車のつり革につかまらない人に迷惑している人は多い
電車に乗っていると、立っている状態でつり革につかまらない人を見かけます。電車は揺れが激しい箇所があったり、走行中に曲がったり急停車したりする恐れがあるので、つり革につかまらずふらふらとおぼつかない体幹だけで立っている行為は危険です。
また、人が多い電車内で電車のつり革につかまらず、周囲の人にぶつかったりふらふらと揺れて迷惑をかけている人を目撃することも珍しくありません。
本人は気にしていないのでしょうが、周囲は「ちゃんとつり革につかまって」「ぶつかるってわからないの?」と迷惑していることが多く、トラブルに発展する恐れもあります。
『電車のつり革につかまらない人』の心理5つ
つり革につかまらず、ふらふらと揺れている人を見ると「なぜつり革を使わないのだろう」と感じることはありませんか。ここでは、『電車のつり革につかまらない人』の心理を紹介します。
1.不特定多数の人が触れるつり革が汚いと感じる
電車のつり革につかまらない人に多く見られる心理として、不特定多数の人が触れるつり革につかまることに抵抗があるという意見を見聞きします。
特に夏場は汗などが付着している可能性が高いため、「見ず知らずの人の汗が自分の手にも付くのでは」「そこから自分の手荷物などにも移るのではないか」と不安に感じる人が多いようです。
しかし、基本的に毎日つり革は消毒されている電車が多いですし、降りた後に手洗いしたり消毒したりすれば問題ありません。気持ちの問題でしょうが、周囲に迷惑をかけている可能性も頭に入れましょう。
2.転倒などのリスクよりも手元のスマホなどを優先
非常に迷惑な心理に、転倒や周囲の人にぶつかってしまうというリスクよりも、手元のスマホに夢中になっているというケースがあります。
最近は、スマホで漫画や雑誌が読めたり、ゲームができたりと様々なエンタメを楽しめます。そのため、つり革につかまり手元がおざなりになり、スマホを落としてしまうかも…という不安からつり革につかまらない人も多数います。
しかし、スマホを守ろうとして転倒してしまっては本末転倒です。自身も怪我したり、周囲に迷惑をかけたりする恐れがあるので、立っている時くらいはスマホを常に見続ける習慣を控えてみてはいかがでしょう。
3.手を上げた時に脇やお腹を晒すことに抵抗がある
女性に多い心理です。手を上げてつり革につかまる際、夏場などの薄着の季節には、脇やお腹が少しだけ見えてしまうことがあります。素肌を晒すことに抵抗がある人は、この理由でつり革につかまることができない…という人も少なくありません。
特に脇はムダ毛の処理ができていない、処理方法に不安があるなどの理由から、つり革の使用に抵抗を抱いてしまう人も多くいます。
男性の中でも脇の汗の匂いが気になるなどの理由から、夏場はつり革につかまることに抵抗感を覚えるという人もいるようです。
4.つり革につかまるとかえって体が支えにくくなる
背が低い女性に多い理由として、つり革につかまろうとすると爪先立ちのような姿勢になってしまい、かえって体が支えにくくなるという切実な理由があります。中には「そもそも届かない」という人もいます。
また、背が低い状態で無理につり革につかまってしまうと、電車が曲がったり急停車した際につり革に重心が持って行かれてしまい、足が宙に浮いてしまうという恐ろしい体験を持つ人も…。背の低い女性は座席に座ったり、座席の手すり部分につかまるなど、場所取りに努めましょう。
5.体幹を鍛えたりバランス遊び感覚を楽しんでいる
若い人に多い心理に、あえてつり革につかまらず、体幹を使って体を支えることで体幹を鍛えるという理由を持つ人も見かけます。最近は筋トレブームなるものも巻き起こっているため、その影響もあるかもしれません。
また、小さなお子様の場合は、バランス感覚を競う遊び感覚で楽しんでいる場合もあります。周囲に迷惑がかかる可能性が非常に高いため、こうした行動はやめましょう。小さなお子様の場合は、親御さんが注意してあげてください。
6.「つり革に頼りたくない」という謎のプライド
「どういうこと?」と不思議に思ってしまいますが、中には「つり革に頼りたくない」「自分の体は自分の力で支えてみせる」という謎のプライドを持つ人もいます。
このような不思議な心理は男性に多く見られますが、この謎のプライドのおかげでふらふらと体が左右に揺れ、周囲にぶつかったり転倒したりすれば、非常に迷惑で危険です。
このような不思議な心理は本人の心構えを改善するしかありませんが、周囲の人は巻き込まれないように近づかないなど、自己防衛するしかないでしょう。
つり革につかまらない行為は意外と迷惑…なるべくつかまって
いかがでしたか。中には「どうして?」と心理を知ってもなお不思議に感じる理由もあったと思います。電車は揺れが激しく、急停車する可能性もあるため、基本的につり革につかまり、しっかり自分の体を支えることを何より優先してください。