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大根は1本丸ごと状態と切った後で消費期限が変わる
大根はさまざまな料理に活用できますし、野菜の中でも比較的長期保存が可能な食材なので重宝している方も多いでしょう。
しかし、大根は1本丸ごと買ってきた状態と、包丁を入れて切った後では消費期限が変わることをご存知でしょうか。1本丸ごとの状態であれば、常温で約2〜3週間長持ちしますが、切った後は冷蔵庫内に保存し、約1週間〜10日ほどで消費期限を迎えてしまいます。
また、切った大根は正しい方法で保存しなければ、切り口から水分が抜けて乾燥してしまい、早めに消費期限を迎えてしまうことも…。切った後の大根は取り扱いに気をつけましょう。
切った大根にしてはいけない『NG行為』4選
切った大根は、切り口から徐々に水分が抜けていくため、消費期限が短くなります。誤った行為はより消費期限を短くしてしまうため、避けなければいけません。ここでは、切った大根にしてはいけないNG行為を紹介するので参考にしてください。
1.切り口を空気に晒したまま保存する
切った大根は切り口から徐々に水分が抜け出てしまい、やがて乾燥が進んで腐敗してしまいます。そのため、切り口を空気に晒したまま保存していると、大根はすぐに水分が抜け出てしまい、消費期限が早くきてしまうのです。
切った大根を保存する際は、なるべく水分が抜け出て行かないよう、ラップなどで密着させるように覆って冷蔵保存しましょう。
2.葉がついた状態のまま保存する
大根の頭には葉がついています。実は、カットした大根もカットしていない大根も葉がついたまま保存していると、消費期限が短くなってしまうことをご存知でしょうか。
理由は、先についている葉が大根内に含まれている水分を吸い取ってしまうからです。したがって、カットされている大根はもちろん、カットされていない大根も保存時には葉を切り落としましょう。
3.常温で放置する
カットしていない状態の大根であれば、夏場以外の時期は常温で保存することが可能です。しかし、カットした大根は傷むスピードが早いため、常温で保存してしまうと早々に腐敗してしまいます。
カットした大根は必ず冷蔵庫の冷蔵室、または野菜室で保存するようにしましょう。より長持ちさせたい場合は、冷凍保存することをおすすめします。
4.横に寝かせた状態で保存する
大根は野菜の中でも大きなサイズを持つため、横に寝かせた状態で冷蔵保存する人も多いでしょう。しかし、大根は横に寝かせてしまうと縦に戻ろうと力を使ってしまい、水分や糖分を余計に消費してしまいます。
水分や糖分を消費してしまうことで、すぐに乾燥したり大根本来の甘みがなくなってしまったりするため、早々に傷んでしまう原因となります。大根は必ず立たせた状態で保存しましょう。
大根を半分に切った時の正しい保存方法は?
大根を半分に切った後は、必ず冷蔵庫に入れて保存します。この際、以下のポイントを押さえて保存するようにしましょう。
- 葉の部分を切り落とす
- ラップで全体を密着させるように覆う
- 縦に立てて冷蔵保存する
以上の3つのポイントを押さえて保存することで、切った大根も1週間以上長持ちさせることができます。
もしも1週間ほどで食べきれない場合は、早々に冷凍保存しましょう。冷凍保存の方法は、皮を剥いた大根を食べやすい大きさに切り、キッチンペーパーなどで水分を拭き取った上でラップに包み、保存袋に入れて保存します。
大根は正しい方法で乾燥を防ぎ長持ちさせよう
いかがでしたか。大根は正しい方法で保存することで、半分に切った後も1週間以上保存することが可能です。また、1ヶ月ほど長持ちさせたい場合は、冷凍保存が適しています。ぜひご家庭の使用頻度に合わせて正しい方法で保存しましょう。