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カーテンは想像以上に汚れている
外から入ってくるホコリや花粉、調理中の油汚れなど、カーテンにはさまざまな汚れが付着しています。
リビングや寝室などの頻繁に使う場所や、交通量の多い道路に面したカーテンも汚れやすい傾向にあり、定期的な洗濯は必須です。
また、カーテンについたホコリを餌にダニが繁殖したり、カビが原因でアレルギーを引き起こすこともあります。
「取り付けてから一度も洗濯していない…」という方は、家族の健康のためにも、定期的なお手入れをおすすめします。
洗濯の前にタグを確認する
残念ながら、すべてのカーテンが自宅で洗濯できるわけではありません。まずはカーテンについているお手入れ方法のタグを確認しましょう。
自宅で洗濯できるものには
- 手洗い可
- 洗濯機可
などのマークがついており、洗濯できないものには
- 水洗いNG
- ドライマーク
といった表示があります。
水洗いできないカーテンを洗濯すると、生地が縮んだり色落ちの原因になるため、クリーニング専門店にお願いした方が良いでしょう。
カーテンの正しい洗い方5ステップ
タグの確認が済んだら洗濯に移りましょう。ここではカーテンの正しい洗い方を5ステップで紹介します。
1.カーテンフックを取り外す
カーテンフックは必ず取り外しましょう。フックにもホコリがたまっているので、取り外したら水洗いしてよく乾かしておいてください。
2.カーテンのホコリを取り除く
掃除機やハタキを使ってカーテンのホコリを取り除きましょう。汚れがひどい場合は、液体洗剤を染み込ませておくと、汚れが落ちやすくなります。
3.カーテンをジャバラ状に折り畳んで洗濯ネットに入れる
ジャバラ状に折り畳んだら、汚れが目立つ面を外側にして洗濯ネットに入れます。洗濯ネットの大きさは、カーテンが中で動かない程度のサイズを選んでください。
4.洗濯機で洗う
洗濯機で洗う際は「水流弱め」「水量多め」を選択します。コースや温度を選べる場合は、毛布コースやおしゃれ着コース、温度は40℃以下が適しています。
脱水は1分程度です。長すぎるとシワの原因になるので注意しましょう。洗剤は、デリケート素材にも使える中性洗剤がおすすめです。柔軟剤を使うと、ふんわり柔らかな質感に仕上がります。
5.カーテンを干す
洗濯と脱水が終わったらすぐに取り出して干しましょう。
薄手のカーテンの場合は、カーテンフックを取り付けてカーテンレールに干しておけば、自然とシワが伸びて乾きます。厚手のカーテンの場合は、手でシワを伸ばしてから、物干し竿に干しましょう。
まとめ
カーテンは思った以上に汚れています。汚れたカーテンは、窓からの光をさえぎり、室内を暗い印象に変えてしまいます。
「今まで洗ったことがなかった!」という方は、これを機会に、1年に1度程度はカーテンを洗濯してみてくださいね。