電気ケトルを1回使うと電気代はいくら?保温時は?ポットとどっちが安いの?

電気ケトル

お湯を沸かすアイテムとして電気ケトルを持っているご家庭は多いですよね。コスパも良く、素早くお湯を沸かしてくれる優秀アイテムです。しかしながら、電気ケトルは実際にどのくらいの電気代がかかっているかご存知でしょうか。そこで、電気ケトルにかかる電気代について調べてみました!

電気ケトル簡単にお湯を沸かせるコスパ良しの優秀アイテム

電気ケトルとコーヒーカップ

電気ケトルは素早くお湯を沸かすことができる優秀アイテムです。他にもお湯を沸かせる家電製品は多くありますが、電気ケトルの中には低価格で販売されているものも多く、コスパが良い点も嬉しい魅力の1つです。

そんな電気ケトルはその便利さから多くのご家庭で愛用されています。最近では、デザインがおしゃれな商品も増えており、性能面も向上していることから、電気ケトルの買い替えを検討している方も多いでしょう。

電気ケトルのメリット

多くの方がすでにご存知かと思いますが、ここで電気ケトルのメリットについておさらいしておきましょう。

  • 簡単素早くお湯を沸かすことができる
  • 少量でもお湯を沸かせる
  • 中には保温機能があるものもある

電気ケトルの大きな魅力として、水を入れてスイッチを押すだけで簡単に、そして素早くお湯を沸かすことができる点が挙げられます。最近では、コップ1杯分、カップ麺1個分ならば、1分以内に沸かせることができる商品も多いです。

さらに、電気ポットのように保温機能が搭載された電気ケトルも登場しているため、より電気ケトルの競争が激しくなっています。

電気ケトルは電気代がどのくらいかかるの?

多くのご家庭で使われている便利な電気ケトルですが、電気ケトルを1回使うとどのくらい電気代がかかるのでしょうか。電気代が高騰している現状では気になりますよね。

電気ケトル1回使用にかかる電気代は?

一般的な電気ケトルの場合、1回の使用(800ml分)にかかる電気代は約2.3円です。コップ1杯分(140ml程度)であれば、約0.5円とより電気代はかかりません。

もしも一度に何杯分もお湯を必要としている場合は、一気に800ml分のお湯を沸かした方が電気代が多少は安く済むことになります。

電気ケトルで保温時にかかる電気代

最近では、電気ケトルに保温機能が搭載された商品も販売されるようになりました。まだまだ種類は少ないですが、電気ケトルの保温機能を使う場合は、お湯を沸かす際にかかる電気代とは別に、保温分の電気代がかかります。

電気ケトルの消費電力は、一般的に1,300Wといわれています。電気代は、消費電力に使用時間をかけ、1kWhあたりの電気代(新電力料金目安では27円)をかけます。

例えば、3時間電気ケトルの保温機能を使用した場合、「1.3kW×3h×27円/kWh=105.3円」となります。

電気ポットにかかる電気代は?どちらがお得?

電気ポットは、一般的な電気ケトルと違い、一度に大量のお湯を沸かし、ポット内で保温することが可能です。しかし、使用時は常に保温状態にあるため、保温している時間が長ければ長いほど、電気代がかかってしまいます。

同じ1,300Wの消費電力を使う場合でも、お湯を沸かすための消費電力と保温するための消費電力が必要となります。また、電気ポットは一度に2〜3Lのお湯を沸かせるため、1日1回、お湯を沸かせば足りるご家庭が多いでしょう。

この点を踏まえて考えると、1日にかかる電気代は「1.3kW×18h×27円/kWh=631.8円」となります。お湯を沸かすだけであれば、電気ケトルの方がお得に感じる人も多いでしょうが、保温機能を使う場合は、電気ポットの方が安く済む可能性があります。

電気ケトルとガスでお湯を沸かすのはどちらがお得なの?

電気ケトル

お湯を沸かす方法は、電気ケトルと電気ポットだけではありません。やかんやお鍋でガスによってお湯を沸かす方法ももちろん主流です。

やかんやお鍋でお湯を沸かす場合、保温機能はつかないので、必然的にお湯を沸かすために使われるガス代だけがかかることになります。

都市ガスが通っている場合は、1Lあたり約2円ほどのガス代がかかります。0.8Lで約2.3円かかる電気ケトルよりも僅かに安く済むことがわかります。ただし、プロパンガスの場合はガス代が都市ガスの1.5〜2倍になります。よって、電気ケトルの方が節約できるでしょう。

また、ガスを使ってお湯を沸かす場合、お湯が沸くまで側で見ていなければいけないこと、また電気ケトルや電気ポットよりも沸くまでに時間がかかることなどがデメリットとして挙げられます。

ご家庭の使い方に合った湯沸かしアイテムを選んで

いかがでしたか。お湯を沸かすために、電気ケトル、電気ポット、ガスでお湯を沸かす方法を取り上げ、それぞれにかかる電気代がガス代を計算してみました。それぞれの商品にそれぞれの良さがあるので、ごキア亭の使い方に合った「湯沸かしアイテム」を選ぶことをおすすめします。

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