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風水において「色」は効果によって使い分けが必要
風水において「色」はそれぞれに意味があります。自分が欲しい効果の色を身に付けたり、インテリアに取り入れたりすることで、その色が持つ「気」の力が高まり、効果を得ることができると考えられているのです。
そのため、「この色は絶対使ってはいけない」という色はなく、場所や方角との相性、そして自分がどのような効果を得たいかなど、考え方によって使い分けが必要です。
ぜひ自分に合った色をそれぞれ相性の良い場所や方角に取り入れてみてください。気の流れが変わり、開運へと導いてくれるでしょう。
この色は運気を下げやすい!運が悪くなる「色」5選
基本的に「色」はどれを取り入れても問題ないといわれています。しかし、中には家の中のある特定の場所や方角と相性の悪い色もあるので注意が必要です。ここでは、ある特定の場所と相性の良くない運気を下げやすい「色」を紹介します。
1.「黒」は全体的に注意が必要
色の中でも「黒」は取り入れる場所や数に注意が必要です。黒は暗い雰囲気を醸し出しやすい色なので、部屋全体をモノトーンにしてしまうと、気が停滞したり、悪い気を呼び寄せてしまう恐れがあります。
しかし、必ずしも「黒」が悪いわけではありません。重厚感を醸し出せるだけでなく、風水において適切な扱い方をすれば浄化効果があるといわれています。「黒」は上手くポイントで取り入れてみてください。
2.寝室に「青」や「赤」
寝室は心身共に疲労を回復させ、生命力を蓄える場所です。しっかり体の心も頭も休めるために、原色系の「赤」や「黄色」といった頭を活性化させてしまう色は控えましょう。
また、「青」は寒色系の代表的な色なので、寝室全体の空気感を下げてしまい、疲労回復を邪魔してしまう恐れがあります。寝室とは相性が良くないので、「青」や「赤」などの原色は避けましょう。
3.キッチンに「赤」
キッチンは金運を司る場所なので、「火」の気を強く纏う「赤」とは相性が悪いです。「赤」を基調としたインテリアにしてしまうと、お金を燃やしてしまい、金運がグッと下がってしまうと考えられています。
また、キッチンは「火」と「水」の気が入り混じる場所です。「火」の気を強めてしまう赤色を多く取り入れると、余計に気が乱れてしまうため、金運だけでなく健康運も下がってしまう恐れがあります。
4.トイレに「グレー」
トイレは家の中でも特に不清潔な場所なので、なるべく明るく清潔感のある色を基調としたインテリアにすることが推奨されています。
「グレー」は黒と同じくトイレ全体を暗い雰囲気にさせてしまうため、悪い気が増幅してしまい、運気が下降しやすくなる色です。グレーや黒をトイレに使うことは避け、なるべく明るい雰囲気になるようなナチュラルカラーをベースに取り入れましょう。
5.北の方角に「水色」
家の中でも北の方角に「水色」や「青」を多く取り入れることは控えてください。北の方角は「水」の気を司る場所なので、水色や青などの「水」の気を増幅させる色を多く取り入れてしまうと、家全体の「水」の気が増幅してしまいます。
「水」は風水において邪気を招く、増幅させると考えられています。家が全体的に水の気を強く纏いすぎないよう、北の方角に水色や青色のインテリアを配置することは避けましょう。
運気を上げるおすすめの「色」と場所の組み合わせは?
場所によって相性の良い色を取り入れることで、その場所が司る運気を大幅に上昇させてくれます。以下はおすすめの「色」と場所の組み合わせ例です。
- 玄関は「白」「淡いピンク」
- リビングはナチュラルカラー(ベージュ、アイボリーなど)
- トイレは「白」「ライトグリーン」
- キッチンは「白」「緑」など赤以外
- 寝室は「オフホワイト」「グレー」「アイボリー」
気が出入りする玄関には、「白」や「淡いピンク」など清潔感がある色や明るい色を選びましょう。家族が集まるリビングには、穏やかな気を集めてくれるナチュラルカラーを、トイレは不浄な気がたまりやすいので、白やライトグリーンを多めに取り入れて、気を浄化させます。
キッチンは「赤」以外の色を取り入れることが推奨されています。特に浄化効果や開運効果の高い「白」や「緑」を入れると、運気が上がりやすくなるでしょう。
寝室は清潔感のある疲労回復に効果の高い色を選ぶことがポイントです。ただし、純白は寝室と相性が悪いと考えられているので、少しくすみがかった「オフホワイト」や「アイボリー」がおすすめです。
運気を上げたい場所に合わせて色を選ぼう
いかがでしたか。「この色は絶対にダメ!」という決まりはありませんが、方角や部屋によって相性の良し悪しがあるため、その部屋に合った色を選び、その場所が司る運気を開運へと導きましょう。