大根の賞味期限を短くしてしまうダメ行動とは?常温・冷蔵・冷凍、どう保存するのがベスト?

大根

冬の食卓に並ぶ料理といえば、鍋、おでん、煮物など大根を使った料理が多いですよね。こちらの記事では大根の正しい保存方法や傷みやすくなるダメ行動についてご紹介します。

大根の賞味期限を短くしてしまうダメ行動

大根

大根が鮮度を失い、賞味期限が短くなってしまうNGな保存方法をご紹介します。

葉を切り落とさないで保存

葉っぱがついている大根は、葉の部分から傷みやすいため、葉と根(大根本体)の部分を切り離して別々に保存することをおすすめします。

葉っぱは大根の水分や栄養素を吸収してしまいうため、切り離さず保存していると大根本体がスカスカになってしまうのです。大根を買ったらすぐに葉っぱと本体を切り分けるようにしましょう。

横に寝かせて置く

大根を長く保存するには、土に埋まっていた時と同じように立てて保管するのがベストです。保存する時に横に寝かせておくと、大根は土中で縦に成長する野菜なので、上に立ちあがろうとして水分を消費してしおれやすくなります。

冷蔵庫に保存する時は、保存できる長さにカットしたら、立てて保存するようにしましょう。牛乳パックやペットボトルを半分にして利用すると大根が立てやすく保存でき便利です。

切り口部分にしかラップをしない

大根をカットして保存する際、切り口の部分にしかラップをしないのもNGです。切り口のみだと、ラップしていない部分の乾燥がすすんで早く傷んでしまいます。カットした大根を長持ちさせるには、切り口部分だけでなく大根全体をラップに包み冷蔵庫に立てて保存してくださいね。

夏でも常温保存

涼しい季節や気温の低い冬であれば、丸々1本の大根は冷暗所で常温保存できますが、夏の暑い季節はすぐにしなびてしまうので常温保存はNGです。カットしていない大根であっても、真夏は必ず冷蔵庫で保存しましょう。

大根の正しい保存方法

半分にカットした大根

ここからは大根を長持ちさせる正しい保存方法をご紹介します。

丸々1本の大根

大根は丸々1本かカットされてるかで保存方法が変わってきます。常温保存できるのは、丸々1本の大根のみとなります。

  1. 葉っぱの部分を切り離します。
  2. 大根をキッチンペーパーや新聞紙などに包みビニール袋に入れます。
  3.  冷蔵庫の野菜室で立てた状態で保存しましょう。
  • 保存期間:1週間程度

カットした大根

続いてカットした大根の保存方法です。

  • カットした大根全体をラップに包み、保存袋に入れて立てた状態で野菜室に保管しましょう。

前述した通り、切り口部分だけにラップをするのではなく、大根全体を包むようにしてください。

また、乱切り、イチョウ切り、輪切りにカットした大根は冷蔵庫だと2日〜3日で使いきらないと傷んできますので、冷凍保存がおすすめです。

  1.  小さくカットした大根はキッチンペーパーで水分を拭き取ります。
  2.  使う量ごとに分けてラップに包みます。
  3. 保存袋に入れて冷凍庫で保管します。
  • 保存期間:冷凍庫で1ヶ月程度

小さくカットした大根の冷凍保存は長期保存できるだけでなく、大根に味が染み込みやすくなるというメリットもあります。解凍する場合は、冷蔵庫で自然解凍させて調理したり、煮物にはそのまま調味料と合わせて煮込んだりして使ってください。

大根の葉

本体から切り離した大根の葉っぱも保存することができます。 ほうれん草や小松菜などの葉野菜と同じように、生のまま野菜室などで3~4日保存できます。栄養価も豊富なので捨てずに使い切りましょう!

  • 湿らせておいたキッチンペーパーに包んで、保存袋に入れて野菜室で保存してください。

まとめ

大根は調理方法や季節によって保存方法は異なります。特にカットした大根は、切り口の部分しかラップをしないと、劣化が進んでしまいます。

必ず全体をラップやキッチンペーパーなどで包むようにしてくださいね。正しい保存方法を理解して、大根丸々1本買ってムダなく使い切りましょう!

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