ローズマリーの種類と見分け方!育て方から使い方まで

ローズマリーといえばアロマやハーブティーなど様々な用途で使われていて、聞いたことがあるという人も多い植物ではないでしょうか。しかし、一口にローズマリーといっても色々な種類があるのは意外と知られていないかもしれません。そこで、ローズマリーの種類の見分け方や育て方などについて詳しく紹介していきますので参考にしてみてください。

ローズマリーには種類がある

ローズマリー

数あるハーブの中でもトップクラスの知名度があると言っても良いローズマリーですが、ローズマリーには様々な種類が存在しているのをご存知でしょうか。香りについてはどれも一緒ですが育ち方が異なるので、立木性・匍匐性・半匍匐性の3種類について紹介します。

木立性(立性)

ローズマリーの種類の1つ目は「立木性(立性)」のものになります。立木性のローズマリーはローズマリーの中でも代表的なもので、読んで字のごとく垂直に立って生育し、扇状に広がるのが特徴です。高さ200cm以上に成長するものも少なくなく、簡単に株が大きくなるのも特徴的です。マリンブルーが代表的な品種になります。

匍匐(ほふく)性

ローズマリーの種類の1つ目は「匍匐(ほふく)性」のものになります。匍匐というのは地面を這うように成長していく種類のことで、軍隊などで行われる匍匐前進などもここから来ています。

クリーピングローズマリーとも呼ばれるようにローズマリーの中では一般的な種類になりますが、立木性のものと異なり高さはほとんどでず20cmから40cmがせいぜいといったところです。プロストラータスが代表的で、料理に使われることも多いです。

半匍匐性

立木性と匍匐性が混ざった種類が半匍匐性のローズマリーです。横方向に成長した後に上へと成長する種類で、高さは100cmから200cmくらいになります。モーツァルトブルーが代表的な品種です。

それぞれのローズマリーの特徴や違い

ローズマリーのアロマオイル

木立性・匍匐性・半匍匐性の3種類のローズマリーがあり、さらに品種も加えるとさらに多数のものがあります。違いに関しては育ち方が大きな違いとしてあげられるでしょう。また、基本的にローズマリーは花が咲くのですが、全く花が咲かずに花が咲かない種類なのではないかと感じる人もいます。

しかし、花がつきにくい種類であっても育て始めてから数年経ってから花を咲かすようになったり、元気すぎると子孫を残そうとしないため花を咲かせないというケースも少なくありません。また、基本的にローズマリーに食べられない種類も存在しません。

ローズマリーの種類の見分け方

ローズマリーと麻ひも

ローズマリーの3種類の見分け方が気になるという人もいるでしょう。購入時にきちんと調べた上で購入することが大切ですが、立木性とその他2つは割と見分けやすいのが特徴です。また、それ以外の見分け方や、よく間違えやすいラベンダーとの見分け方も確認していきましょう。

成長段階で見分ける

木立性と匍匐性を持つ2種類の見分け方ですが、小さい苗のうちはどのタイプのローズマリーも上に伸びていくので見分けにくいです。しかし、成長していくと匍匐性と半匍匐性のローズマリーはクネクネと広がり始めるので、その成長段階で見分けることが出来ます。

葉の大きさで見分ける

葉の大きさでも見分けることが出来ます。木立性のローズマリーは小さい段階から葉が大きいのが特徴です。匍匐性は元々葉が小さく比較すると明らかに違いを感じることが出来ます。

ラベンダーとの見分け方

ラベンダーとローズマリーの見分け方ですが、見た目から判断する場合にはローズマリーの葉の方がラベンダーよりも緑が濃いので比較してみると良いでしょう。

また、どちらも葉から匂いを感じることが出来るので、それぞれの香りの違いを分かっているのであれば、葉の部分を擦って匂いを嗅いでみると確実です。

ローズマリーの種類別の育て方

ローズマリーの花

ローズマリーは比較的手のかからないハーブということで初心者でも育てやすいですが、種類別の育て方を確認していきましょう。

木立性の育て方

基本的に日光と水さえあれば元気に育つので、日当たりの良い場所で育てるようにしましょう。水の与え方は土が乾燥してから数日経った辺りで鉢底から流れ出るくらいたっぷりと水を与えるようにします。

霧吹きなどは不要です。肥料は基本的に不要ですが、茎がしおれてきたなどであれば、薄めた液体肥料を水やりの代わりとして10日に1回程度与えれば大丈夫です。あまり高く育てたくない場合には、成長を止めたい大きさのところで枝の先端部分をカットする摘芯という作業を行う必要があります。

匍匐性の育て方

基本的には木立性と同じですが、匍匐性は育て始める前に植える場所や鉢をよく考えてからにすることが大切です。地面に這うように育ちますのでイメージを持って育て始めないと大変なことになります。高さのある場所に植えると垂れるように育つためおしゃれな雰囲気になります。

半匍匐性の育て方

半匍匐性の種類を育てる時は、高さが20cmくらいになったら主茎の先端をカットしましょう。そうすることによって、ワキの部分から枝が増えてくるのでこんもりとしたローズマリーを育てることが出来ます。

食用のローズマリーの種類はどれ?

ジャガイモのグリルとローズマリー

ローズマリーはハーブを使用する料理にもよく使用されるので、観賞用としてだけではなく食用としても楽しみたいという人は多いでしょう。

ローズマリーは色々な種類がありますが、基本的にはアロマもほとんど変わりません。食べられない種類というのも基本的にないので、どの種類でも食用として使えます。

ただし、使用頻度が高いのであれば成長の早い種類や、葉の大きなちぎりやすいトスカナブルーやマリンブルーが良いでしょう。また、プロストラータスは葉の長さや厚み、枝につく葉の間隔などの見た目が良いこともあり、プロのシェフがよく使用する品種となっています。

ローズマリーを食用として使う方法

チキンのローズマリー香草焼き

ローズマリーを食用で使用したいという人も多いです。代表的な使用方法を紹介します。

生の葉を風味付け

ローズマリーは生でも乾燥させても使えますが、生で使用する場合は魚料理、肉料理、ジャガイモ料理の風味付けに使われることが多いです。

肉や魚をメインとする場合、オリーブオイルやマスタード、塩コショウなどと一緒にローズマリーもよく洗ったものを入れて揉み込みグリルで焼くだけです。葉枝をオイルや酢に漬け込んで香り付けしたものを調味料として使うのも有りです。

乾燥させて調味料

収穫したローズマリーを軽く洗って天日干しし、カラカラに乾燥したら完成です。細かくし、煮沸消毒した容器に入れて保管します。乾燥させたほうが香りは強く、好きな時に香り付けなどで使えます。

また、単独ではエグみなどが出やすいローズマリーも他のハーブなどと組み合わせると美味しいハーブティーに出来ますので、乾燥させたハーブ類をいくつか用意しておくとその日の気分で好きなブレンドが出来ます。

あなたに合ったローズマリーの種類を選ぼう!

ローズマリーと精油

ローズマリーは育ち方に種類がありそれぞれに品種も存在します。どういった形のローズマリーを育てたいのか、どういった用途で使いたいのかにもよってベストな種類は変わってくるでしょう。

あなたにとってベストなローズマリーを選ぶことで、豊かなハーブライフを送ることができるようになります。育てやすいローズマリーでチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

CATEGORY記事カテゴリ

すべてみる