お餅の賞味期限っていつまで?カビ臭い時は食べても大丈夫?

お餅は、お正月に欠かせない食材の一種です。しかし、非常に劣化しやすい食材なので、保存方法には注意!また、カビが生えてしまったお餅を食べても大丈夫なのかという点も解説しています。食べてはいけない理由も解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。正しい保存方法でお餅を保存し、美味しい状態をキープしましょう。

お餅の賞味期限の目安

伸びる餅

お餅といえば、お正月に欠かせない食べ物のひとつです。昔は自宅で作っていた家庭も多かったかもしれませんが、昨今では核家族化が進み、切り餅を購入するという家庭が多くなっています。

どんなお餅でも、賞味期限はあります。まずは、賞味期限の目安をチェック!

  • 市販のお餅…パッケージに記載されているものを参考にする
  • 手作りのお餅…5日から1週間前後

手作りのものは具体的な賞味期限がわからないので、食べられるかどうかの見極めが重要です。

お餅カビ臭い!食べても大丈夫?

悩む主婦

お餅を食べるときに気になるのが、カビの発生です。カビが生えたお餅は、食べても大丈夫なのでしょうか?

カビが生えたお餅は、食べてはいけない!

カビが生えたお餅は、食べるべきではありません。カビが生えている部分だけを切り取ったとしても、カビの菌は深く根を張っている可能性が高いです。カビの根は目に見えなくても、カビと同じ毒素を持っています。加熱しても、食べるのは非常に危険!

手作りしたお餅は、人の手に触れているため劣化が早く、鏡開きまで置いているとカビが生えていることがほとんどです。昔は切り分けてカビが生えていなければ食べてもいいと言われていましたが、それは非常に危険な行為といえます。

カビが生えたお餅を食べると、どうなるの?

カビが生えたお餅を食べてしまうと、以下のような体調に変化がみられるかもしれません。

  • 腹痛
  • 嘔吐
  • 下痢など

食中毒のような症状が出る可能性があり、場合によってはアレルギー症状が出ることもあります。発がん性があるともいわれているので、食べるのはおすすめできません。

カビが生えたお餅と同じ場所にあったお餅は、食べても大丈夫?

カビが生えたお餅と、同じ袋や同じ環境下で保存していたお餅は、食べない方が無難です。同じ環境で保存していたのであれば、すでにカビが発生しているかもしれません。目には見えず臭いが出ていなくても、菌が繁殖しているということもあります。

もったいないと思うかもしれませんが、自分と家族の健康を守るためにも思い切って破棄してしまう方がよいです。

お餅の正しい保存方法

新鮮な餅

お餅の正しい保存方法は、以下の通りです。

  • 冷蔵保存…ラップで個別に包み、密閉袋にわさびなど一緒に入れて密閉保存。2~3日保存可能
  • 冷凍保存…冷蔵保存と同じ方法で密閉袋にお餅を入れて密閉して保存。1ヶ月~半年保存可能

冷凍保存すると、少し味が落ちてしまいます。しかし保存期間は大幅に伸びるので、数日間でお餅を消費しきれないと感じたら、できるだけ早く冷凍保存しましょう。

冷凍しても劣化はするので、できるだけ早く食べきるのがおすすめです。

まとめ

お餅の保存期間は、短めです。そして、カビが生えたお餅は、切り分けたとしても食べるのは危険!カビが生えたものは破棄してしまいましょう。正しい保存方法を守り、急激に劣化しないように保存してくださいね。

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