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エアコンの暖房、そのまま使い始めて大丈夫?
エアコンを使う時期で一番多いのは、真夏と真冬です。昨今の日本は、暑さや寒さが尋常ではない温度になることが多々あります。エアコンは過酷な時期を乗り切るのに、必須ともいえる家電です。
秋、寒くなるまでの時期エアコンを使わず、冬に差し掛かってエアコンを使い始めるとき、長く休止していたエアコンはそのまま運転しても大丈夫なのか気になりますよね。エアコンの暖房機能を使う前にすべき準備を把握し、寒くなる前に備えましょう。
エアコンの暖房を使い始める前にすべき「3つの準備」
エアコンの暖房機能を使用し始める前にすべきことは、以下のものが挙げられます。
1.フィルターや室外機の掃除
エアコンのフィルターや室外機は、定期的にメンテナンスを行わなければ汚れが蓄積されていきます。それだけでなく、汚れが多い状態だと空気が汚れやすくなり健康に思わぬ悪影響が出てしまうケースがあるので注意してください。
また、フィルターと室外機の掃除を怠ると、本来のパフォーマンスを発揮いにくくなります。その分エアコンが過剰に働き、電気代が上がりやすくなってしまうこともあります。
2.エアコンの最高温度で10分ほど試運転してみる
エアコンの試運転を最高温度で行うとき、以下の点に注意してみてください。
- エアコンから、ちゃんと暖房の温風が出ているか
- 異常を知らせるランプが点灯していないか
- エアコンに異常が見られないか…異音・異臭など
あまりにも短い時間の試運転だと、エアコンの異常を見抜けない可能性があります。長時間試運転をする必要はありませんが、10分程度は試運転を続けて様子を見るべきです。
3.家にあるすき間を埋めておく
家の中には、小さなすき間は開いていることがあります。
- 窓のサッシ
- ドアのすき間
- ふすまの隙間など
すき間から暖かい風が逃げてしまうと、エアコンの機能が正常でも部屋が温まりにくくなります。
暖房を使う前にすべきことを怠るとどうなる?エアコン内のカビをばらまくかも!
暖房を使う前にやっておくべきことを怠ってしまうと、以下のことが起きてしまうかもしれません。
- 冷房使用後にエアコンの中で発生したカビを、暖房で室内にばらまくかも
- フィルターや室外機が汚れたままで、電気代が多くかかってしまう
- 咳などのアレルギー症状が悪化しやすくなる
- 室内から暖房の温かな空気が漏れやすくなり、部屋が思うように温まらない
- 暖房の故障に気が付かず、寒い日にエアコンが使えない
暖房の掃除と試運転、室内環境を整えることは、非常に重要なことなのです。忙しい時期と重なる可能性はありますが、時間を見つけてエアコンのメンテナンスなどを積極的に行いましょう。
絶対にエアコンの中をキレイにしたい場合は、秋のうちに専門業者に依頼してエアコンのクリーニングをしてもらいましょう。
まとめ
エアコンの暖房を使用し始める前には、いろいろとやるべきことがります。冬になる前に、暖房の試運転などを行い、問題なく冬を迎えられるか確認しておきましょう。